中国北京で24日、欧州連合(EU)・中国首脳会談が始まり、フォンデアライエン欧州委員長とコスタ欧州理事会議長(大統領)が習近平国家主席と会談した。

中国国営中央テレビ(CCTV)によると、習氏はEU側に「国際情勢が厳しく複雑になるほど、中国とEUは意思疎通を強化し、相互信頼を高め、協力を深める必要がある」と伝え、「中国と欧州の指導者は人民の期待に応える正しい戦略的選択をすべきだ」と述べた。

フォンデアライエン氏は会談前にXへの投稿で、この会談は「両国の関係を前進させ、バランスを取り戻す」機会だと指摘。「互恵的な協力が可能と確信している」と述べ、融和的なムードを演出した。首脳会談までの数週間には貿易を巡る応酬や欧州高官からの強硬な発言があった。

中国国営の新華社も24日の論評で、中国は欧州にとって「重要なパートナー」で、貿易、気候、世界統治など、さまざまな分野で利益を共有しているとし、対立姿勢を弱めたようだった。

今回の会談は貿易摩擦やウクライナ問題が主な議題とみられる。欧州側は習主席および李強首相との会談で、貿易不均衡、市場アクセス、レアアース(希土類)などの問題を提起する。電気自動車(EV)や中国の過剰生産能力などの問題も議論される。



[ロイター]
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