トルコの民主主義を守るために、アメリカがとるべき行動は

現在、トルコにはエルドアンの露骨な権力掌握に歯止めをかけられる者がいない。そのため、トルコの同盟国が圧力をかけることが極めて重要だ。圧力はトルコ国民にとって民主主義の命綱となるだけでなく、西側諸国の安全保障にも役立つだろう。

民主主義を壊していくなかで、エルドアンは西側諸国の「敵」と共通項を見つけだした。その筆頭がウラジーミル・プーチンだ。

2019年以降、トルコはロシアとの戦略的関係を強化しており、NATOの安全保障と相互運用性を脅かす兵器購入にまで及んでいる。両国は民間用としての原子力開発計画も進めており、これは将来的に核兵器計画に転用される可能性も否定できない。

エルドアンの反民主的な行動に反対し、西側の安全保障を守るためには、アメリカがトルコへのF35戦闘機の売却禁止措置を継続することが不可欠だ。トルコにF35を供与することは、敵対勢力となりつつある国を武装化させるリスクをはらんでいる。

さらに、F35のステルス技術がロシア、中国、イランといったトルコの友好国に流出する恐れもある。

自由の抑圧による代償を意識させよ
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