こうした船旅ではベッドリネンを毎日交換せず、食べ物の無駄をできるだけ出さないといったことで、旅行による環境負荷を小さくすることもできる。

この時代、旅行客の間でも環境に対する意識は高まっている。昨年、3万2000人の旅行客を対象にブッキング・ドットコムが行った調査によれば、84%が旅行の際も持続可能性を重視すべきだと答えた。

「ラグジュアリーな感覚を大切にしつつ、それぞれの土地の魅力をじっくり味わうことや、持続可能性やお客様ごとにカスタマイズした体験に力を入れる会社は増えている」とスラは言う。

「この手の小型船の旅は、大きな船をチャーターするときほど費用がかからない一方で、オーダーメイドの旅の優雅さや自分たちだけの特別感を味わえる。まさに『手の届くラグジュアリー』の好例と言えるだろう」

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