クルーザーの旅で人気の行き先はギリシャや地中海沿岸のリビエラ、イタリア、タイ、オーストラリア、クロアチア、スペイン、バハマ、トルコ、バージン諸島など。海に浮かぶ大小さまざまな島を訪ねながら、それぞれの土地の魅力をじっくりと味わうことができる。

自ら「船長」として操船すれば、ほかでは得られない体験の度合いはさらに高まる。ボータラウンドなどの船のレンタルサイトでは、船室が2つの小型船であれば、1週間2000ドル程度で借りることができるという。

もっと大勢が乗れるサイズの船となると、レンタル料は1日当たり2000〜3000ドルから週100万ドル程度と幅がある。船長をはじめとするクルーを雇うかどうか、船上でのサービスの範囲をどのくらいにするかといった点は打ち合わせの中で決めるが、操船はクルーに任せなければならないケースもある。

大きめの船なら、小型ヨット数隻と、ホテルのスイートルームのようなキッチンスペースが付いていることも多い。水上スポーツやシュノーケリング、パドルボードの道具やウオータースライダーが付いてくることもある。

手の届くラグジュアリー

チャーターしたクルーザーへの乗船は、個人用の格納庫からプライベートジェットに乗るのに似ている。ドックまで車で乗り付ければクルーが出迎えてくれて、荷物を船に運び込んでくれる。その間、旅行客はシャンパンのグラスを傾けながら、港を行き交う他の船の様子を見ていればいいのだ。

「手の届くラグジュアリー体験」が流行中
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