<旅行前には医療機関に相談し、渡航情報はこまめにチェックを>

米疾病対策センター(CDC)は先ごろ、フィジーに対する旅行の健康上の警戒レベルを1に引き上げた。太平洋地域でデング熱の感染例が急増しているとし、「通常の予防措置」を取るよう呼びかけている。

南太平洋に浮かぶ島国フィジーは人気の観光地だ。フィジーを訪れる観光クルーズ船も多く、ニュースサイトのフィジーグローバルニュースによれば、2023年には8万3473人、24年には8万6151人(見込み)のクルーズ客が同国を訪れたという。

レベル1の旅行健康情報はけっして高いものではない。だがそれが出たこと自体で、フィジーでのデング熱の感染拡大に注目が集まっている。

デング熱は蚊が媒介する伝染病で、インフルエンザのような症状を引き起こす。割合は低いが生命に関わる重篤な合併症(出血熱や臓器不全)を起こす場合もあり、あなどってはならない病気だ。

CDCによれば、デング熱は多くの熱帯地方ではよくある病気だ。現在、アジアや太平洋諸島、カリブ海、南北アメリカの一部地域で流行しているという。

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