軍関係者を狙った爆弾攻撃がロシア国内で相次ぐ

各種メディアによれば、1990年4月30日生まれのリティコフはロシア軍向けの最新の電子戦システムおよび電子偵察システムを主に開発していたブリャンスク電気機械工場の設計局長を務めていた。

リティコフは攻撃機、偵察機や無人機に搭載されているレーダーを無力化させる電子戦システム「クラスハ」の製造に携わっていた。同システムは防空資産、指揮所、戦略ミサイルシステムの発射施設、飛行場、産業施設や行政施設などを防御する役割も果たす。

RBKの報道によれば、4月17日の夜間にブリャンスク市のベジツキー区でリティコフが同僚と共に自分の車に乗り込んだ直後、この車が爆発した。車には金属片が入った即席爆発物が仕掛けられており、この爆発で2人は即死した。

ロシアの軍関係者を狙った攻撃はこれまでにも何度もあった。4月25日にはモスクワ近郊の都市バラシハでロシア軍参謀本部作戦総局のヤロスラフ・モスカリク副局長が乗った車が爆発。ロシアのメディアはこの爆発でモスカリクが死亡したと報じた。

2024年12月にはロシアの核・生物・化学兵器部隊の司令官だったイーゴリ・キリロフ中将(54)がモスクワで爆発に巻き込まれて死亡した。AP通信によればキリロフの自宅付近に停められていたスクーターに仕掛けられた爆弾物が爆発し、キリロフと彼の補佐官が死亡した。

ウクライナ側が「戦争犯罪者」と非難していた少佐も標的に
【関連記事】