<直径150メートル以上の小惑星は、NASAによって「潜在的に危険な天体(PHO)」に分類され、徹底的に監視されている。地球に脅威を与える可能性は低いが、わずかなリスクも見逃さないNASAの観測最前線を追った>

米航空宇宙局(NASA)は、超高層ビルほどの大きさのある小惑星について、地球への最接近を警戒していたが、この小惑星は4月11日、無事に付近を通過した。この小惑星を含め、2日程度で地球のそばを通過する小惑星は5つあった。

NASAジェット推進研究所(JPL)によると、NASAが「2023 KU」と名付けたこの小惑星は、地球からおよそ65万7000マイル(約105万7000キロメートル)離れた距離を通過した。

NASAの小惑星観測サイト「Asteroid Watch Dashboard」によると2023 KUは、直径およそ370フィート(約112メートル)と推定される。直近で地球に近づく小惑星5つのうち、地球までの距離が最も近かった。

残り4つうちの1つは、4月中旬ころに地球付近を通り過ぎるとみられ、大きさは2023 KUよりもずっと大きい。ダッシュボード中で最大の小惑星は、直径がおよそ1800フィート(約548メートル)だ。それ以外の3つは、2023 KUよりやや小ぶりだ。最小の小惑星は直径が43フィート(13メートル)で、NASAに言わせれば「家くらいの大きさ」だ。

近づきつつある小惑星はどれも、地球に脅威をもたらすものではないが、NASAは、同ダッシュボード上にある他の小惑星と同様に、警戒しながら観測を続けている。

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地球に接近する小惑星はほかにも
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