「こんなすごいことになっていたとは全然想像もしなかった。きっと風の雲みたいに見えるのかなと思っていた」とホルトさん。「あまりにもあっという間だったので、何が起きているのか理解する間もなかった。だから映像を見た時はかなりの衝撃だった!!!」

この映像は先月TikTokに投稿して、750万回以上再生されている。今も少なからずショックは続いているといい、「本当にあっという間だった」「言ってみれば急旋風かな。いや、どうしても言ってみたかった」とホルトさんはコメントしている。

ダストデビルは小さな渦巻き状に立ち上って短時間で消える突風で、夏の間に発生することが多い。地表近くの暖気ポケットが上空の冷たい空気を突き抜けて急上昇すると上昇気流ができ、それが回転を始めるとダストデビルになる。

テキサス工科大学のリチャード・ピーターソン大気科学教授(当時)は2012年、テキサス・パークス&ワイルドライフ・マガジン(Texas Parks & Wildlife Magazine)に「ダストデビルは水上竜巻や竜巻と似た現象だが、それよりも危険は少ない」解説した。

「研究のための取り組みも資金も水上竜巻や竜巻ほど多くないのは、被害が出る可能性が間違いなく小さいことによる」

ダストデビルが巻き起こした騒ぎが話題になったのは今回が初めてではない。実際、ホルトさんの場合はまだ軽い方だった。

過去にはダストデビルにあおられて仮設トイレが宙に舞い上がる映像が出回ったこともある。体重70ポンドの犬が持ち上げられたり、庭を荒らしたダストデビルを家族が間一髪でよける映像もあった。

(翻訳:鈴木聖子)

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