<米・ウクライナ高官協議の直前にウクライナ軍がモスクワに集中的なドローン攻撃を行ったのは、プーチンを脅迫するためだった>

ロシアの首都モスクワの住宅地は3月11日未明、ウクライナによるドローン(無人機)攻撃を受けた。これまでで最大規模とされるドローン攻撃は、戦争の行方を左右しうる米国とウクライナ両政府の高官協議を数時間後に控えたタイミングで行われた。

AP通信は今回の攻撃について、3年あまり前にロシアがウクライナへの本格的な侵攻を開始して以降、ウクライナ軍がモスクワに仕掛けたドローン攻撃としては過去最大とみられると報じた。11日にサウジアラビアで開かれた米・ウクライナ高官協議に先立つこの攻撃には、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領にメッセージを送る意図があったようだ。

ロシア国防省はテレグラムへの投稿で、ウクライナのドローンを一晩で337機撃墜したと述べた。

ロシア国防省によると、ロシアの防空システムがモスクワ州上空で91機の無人航空機を迎撃し、破壊した。さらに、ウクライナと国境を接するクルスク州上空でも126機が撃墜された。

残りのドローンは、ブリャンスク、ベルゴロド、リャザン、カルーガ、リペツク、オリョール、ボロネジ、ニジニ・ノブゴロド各州の上空で撃墜されたと、ロシア当局者は述べている。

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