<トランプが提示するガザ再建計画への抗議の波は、トランプの資産へも押し寄せる>

スコットランドのサウス・エアシャーにある、800エーカー(約3.2平方キロメートル)のトランプ・ターンベリー・ゴルフリゾート。2014年にドナルド・トランプ大統領が購入したこのゴルフリゾートが、パレスチナ支援団体「パレスチナ・アクション」による抗議活動のターゲットとなった。ゴルフリゾートの地面や建物には赤いペンキが塗られ、「ガザは売り物ではない」という文言やトランプへの侮辱的な言葉が書かれるといった被害を受けた。コースのグリーンも掘り起こされている。

【動画】赤ペンキを塗りたくられたトランプ・ターンベリー・ゴルフリゾート

パレスチナ・アクションは「トランプがガザを自分の物のように好き勝手しようとする姿勢に抗議する。トランプの所有物も抗議の対象となることを示した」と声明を出した。本誌の取材に対しても、「トランプ政権によるガザ地区の破壊、民族浄化、乗っ取り計画に抗議するために行動した」と回答している。

2023年10月7日に始まったイスラエルとイスラム武装組織ハマスの戦闘は、ガザ地区に壊滅的な被害をもたらした。25年1月に一時停戦が成立し、現在もガザの将来について国際的な議論が続いている。

トランプは2月、ガザを「中東のリビエラ」に変える構想を発表。イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、トランプの構想を「先見の明がある」と評価しつつ、ガザでのハマスやパレスチナ自治政府の関与を完全に排除する意向を示した。

しかし、同構想はガザ地区のパレスチナ人200万人を近隣のアラブ諸国に移住させることを含んでいることなどから、国際社会から大きな批判を浴びている。

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