これに対して、ロイヤルメルボルン工科大学(オーストラリア)のオリバー・ジョーンズ教授(化学)は、研究手法の問題点を指摘する。

「16年の脳組織サンプルを28個、24年の24個を調べたにすぎない。計52個のサンプルでは、ニューメキシコ州のトレンドを語ったり、ましてや世界の人の脳にマイクロプラスチックが蓄積されていると結論付けるには不十分だ」

ジョーンズは「全体として興味深い研究ではある」と認めつつ、「サンプルが少ないことと、分析手法に問題があることには留意が必要だ」とクギを刺した。

【参考文献】

Nihart, A. J., Garcia, M. A., El Hayek, E., Liu, R., Olewine, M., Kingston, J. D., Castillo, E. F., Gullapalli, R. R., Howard, T., Bleske, B., Scott, J., Gonzalez-Estrella, J., Gross, J. M., Spilde, M., Adolphi, N. L., Gallego, D. F., Jarrell, H. S., Dvorscak, G., Zuluaga-Ruiz, M. E., Campen, M. J. (2025). Bioaccumulation of microplastics in decedent human brains. Nature Medicine.

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