トランプ米大統領と石破茂首相は7日、ホワイトハウスで初の対面での会談を行った。対日貿易赤字問題や日本製鉄のUSスチール買収など幅広い討議を行い、成果として共同声明をとりまとめた。会談後の記者会見で両首脳は、同計画は「買収ではなく(米国への)投資」であるとの共通認識を示した。会談では、米国産液化天然ガス(LNG)の輸入拡大で合意した。

<買収計画で議論、石破首相「大きな成果」>

トランプ大統領は共同記者会見で、日鉄のUSスチール買収計画阻止に関連し進展があったと発表。石破首相が「買収ではなく、投資だ」と言明したことに同調し、日本が現在「購入ではなく投資」を検討しているとした上で、「もちろん、それで構わない」と述べた。

トランプ大統領は詳細に言及しなかったが、石破首相は「日本、米国、世界に貢献できるUSスチールの製品が生み出されていくことに日本も投資を行うということで、どちらかが一方的に利益を得るという関係にならないということを大統領との間で認識を共有した」と説明。「それは本日の大きな成果だった」と強調した。

トランプ大統領は来週、「仲介と仲裁のために」日鉄のトップと会談すると明らかにした。会見中、トランプ大統領が日鉄を「日産」と言い間違える一幕もあった。

USスチールと日鉄はコメントしていないが、関係筋は日鉄はUSスチールに対する買収案を撤回していないと語った。

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