ウクライナ南部のクリミア半島では11月下旬から停電が続いており、ウクライナ本土と半島とをつなぐ道路ではタタール人の活動家らがバリケードを築いている。その活動家の1人がこう息巻く。「次は海だ」
タタール人はクリミア半島の先住少数民族だが、半島は2014年3月、ロシアに一方的に併合された。イスラム教徒のタタール人はただでさえ差別されているのに、ロシアが来て以来ますます抑圧がひどくなったと、抵抗を続けてきた。道路の封鎖は9月から続けている。
活動家のリーダー格の1人、レヌール・イスリヤモフによれば、彼らは近いうちにクリミアの海上ルートの妨害工作に着手するという。
彼はロシアの野党勢力オープン・ロシアに語った。「最初は物流を止めた。次はエネルギーを止めた」
イスリヤモフの言う「エネルギー停止」とは、クリミア半島の停電を指す。先月下旬、ウクライナ領内の送電施設が何者かに爆破され、半島のほぼ全域への電力供給が止まったままになっている。タタール人活動家らは現場付近にピケを張り、その修復を妨害しているのだ。
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