ニシキヘビの爆発的な増加を抑えるのに苦慮

研究者たちによれば、シカを丸呑みしたニシキヘビは彼らが観察した中で最も体が小さかった。研究ではこのほかに2匹のニシキヘビを捕獲して口の開き(口を最大限に開けた時の大きさ)を測定している。

測定の結果、3匹とも体長は4.5~5.8メートルで口の大きさは直径約25センチ、外周は約80センチだった。これまでに観察されていたニシキヘビの最大開口サイズである約22センチを上回っている。

研究者たちは長年、フロリダ州におけるニシキヘビの個体数の制御に取り組んできた。アジア原産のビルマニシキヘビは1979年に初めてフロリダ州のエバーグレーズで目撃されて以降、個体数が爆発的に増加して同地域の生態系を破壊しつつある。ニシキヘビはほかの動物に捕食されることがない最上位捕食者とされている。

フロリダ州ではニシキヘビの個体数を減らすための一つの方法として毎年「パイソン・チャレンジ」を開催している。参加者が「ヘビ狩り」をするイベントで、ヘビを捕獲した人には現金で2万5000ドル超の賞金を得ることができる。今年のチャレンジは8月9日から18日にかけて実施された。

エバーグレーズでこれまでに目撃されたニシキヘビの中で最も大型の部類に入るのは、2022年に捕獲された体長約5.5メートルのニシキヘビだ。このヘビはメスで捕獲された当時は体内に122個の卵があり、体重は約97キロだった。

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