[フランクフルト 27日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)が、監督理事会で空席となっている3ポストを埋める期限を延長したことが2人の関係筋の話で明らかになった。女性の適任者が見つけられなかったためという。ECBが幹部職になかなか女性を登用できない苦しい状況を示している。
現在、総裁、副総裁、専務理事、ユーロ圏各国の中銀総裁で構成する理事会で女性はたった1人。監督理事会も女性は一握りにすぎず、ECBは長らく男性優位のカルチャーを強めていると欧州議員から批判されてきた。
さらに最近、いずれも女性であるラウテンシュテーガー専務理事と銀行監督責任者のヌーイ氏の後任に男性が就くという、ECBが表明していた男性偏重の是正目標と逆行するような動きを受け、ECBに向けられる目はさらに厳しくなっている。
監督理事会の3ポストの募集期限は5月15日から6月12日に延長された。
ECBの報道官はコメントを差し控えた。