[台北 6日 ロイター] - 来年の台湾総統選に出馬表明した鴻海精密工業<2354.TW>の郭台銘(テリー・ゴウ)会長は6日の会見で、台湾問題を巡る米中間の調停者になりたいとの考えを示した。

郭氏は先週、トランプ米大統領と会談。その際に「トランプ氏へは特に私が調停者となるためにここに来たと伝えた」と述べた。郭氏がトランプ氏に表明したのは、お互いのためになる和平の推進と経済的な関係改善の希望で、この和平の枠組みは中国と台湾だけでなく、米国も含まれているという。

一方で郭氏は「中国政府には中華民国(台湾)の存在を承認するよう要請したい」と語り、中国とは双方の経済開発を加速させるための協議をしていく方針も明らかにした。

中国は台湾を自国の領土の一部とみなす「1つの中国」政策を掲げ、こうした政策を堅持するための武力行使を排除していない。これに対して米国は1つの中国政策を容認しつつも、台湾と同盟関係を持ち、武器を供給するとともに、防衛支援の義務を負っている。

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