事実か否かはどうでもいい

だが、こうして一つ一つ矛盾や間違いを指摘したところで、排外主義を改める人はわずかだろう。SNS空間では客観的事実は重要でなく、みんなが「私の事実」にしがみついて言いたいことを言い合っている。

「私の事実」に合わない言説には右翼左翼といった適当なレッテルを貼り、切り捨てるまでだ。私の記事も「あなたは日本が嫌いなんですね」と一笑に付されて終わるだろう。

SNSは「新しいアホ」を生み出している。彼らは読み書きはできる。でも、言葉は通じない。事実の摘示も意味をなさない。ネット空間は今、そういう人たちのための場所になりつつある。

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