トランプのクローンではトランプ本人には勝てない

トランプの「クローン」として選挙運動を戦うラマスワミが大統領を目指す上で問題なのは、トランプ本人が共和党支持者の間でいまだに絶大な人気を持っていること、そして、共和党のトランプ支持層がアメリカの有権者全体に占める割合が35~40%程度でしかないことだ。ラマスワミの主張は、過半数のアメリカ人、特に若い世代の考え方と真っ向からぶつかる。

つまり、トランプ自身が出馬する以上、ラマスワミが共和党の候補者指名を獲得する可能性は極めて小さく、たとえ本選挙に駒を進めたとしても大統領に当選する可能性は極めて小さい。

ただし、忘れてはならない。16年の大統領選前には、破産を繰り返してきた粗野で無知なカジノ経営者の男が大統領選に勝つ確率は、今のラマスワミと同じくらい乏しいように見えていたのだ。

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