最新記事
ウクライナ情勢

身元特定を避け「顔の近くに手榴弾を...」北朝鮮兵士が「自爆」する瞬間の映像をウクライナが公開

North Korean troops blowing themselves up to avoid capture: Kyiv

2025年1月19日(日)07時05分
イザベル・バンブルーゲン
ロシアに派遣された北朝鮮兵士の自爆が相次ぐ

@SOF_UKR/X

<ウクライナの政府関係者は北朝鮮兵士たちが自爆する理由について、「北朝鮮の参戦を隠蔽するため」「一種の洗脳」などの見方を示している>

ウクライナへの侵攻を続けるロシアに派遣された北朝鮮の兵士たちが、捕虜になるのを避けるために自ら命を絶っているという。ウクライナ軍は、実際に追い詰められた北朝鮮兵士がウクライナ兵士を巻き添えにしようと手榴弾で自爆する様子だとする動画を公開した。

■【動画】ロシアの地で「自爆」する北朝鮮兵士たち...衝撃の瞬間映像を公開 「身元を隠すため顔の近くで手榴弾を爆発」

本誌はこれについてロシア政府、ウクライナ外務省と在ロンドン北朝鮮大使館にメールでコメントを求めたが、現在までに返答は得られていない。

ウクライナと韓国は2024年12月、ウクライナの越境攻撃を受けているロシア南部に北朝鮮が1万人から1万2000人の兵士を派遣したと明らかにした。ただしロシアも北朝鮮もこの情報を確認していない。

こうしたなかでウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は1月11日、ロシア南西部のクルスク州で北朝鮮の兵士2人を捕虜にしたことを発表した。捕虜になる北朝鮮兵の数が少ないのは、彼らが降伏を極端に避けようとしていることが理由のようだ。

投資
「FXで長期投資」という投資の新たな選択肢 トライオートFX「世界通貨セレクト」とは?
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

中国石油大手、ロシア産原油の購入停止 米制裁受け=

ワールド

ロシア、EUが凍結資産を接収すれば「痛みを伴う対応

ビジネス

英国フルタイム賃金の伸び4.3%、コロナ禍後で最低

ビジネス

ユニリーバ、第3四半期売上高が予想上回る 北米でヘ
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:脳寿命を延ばす20の習慣
特集:脳寿命を延ばす20の習慣
2025年10月28日号(10/21発売)

高齢者医療専門家の和田秀樹医師が説く――脳の健康を保ち、認知症を予防する日々の行動と心がけ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 2
    【クイズ】1位は「蚊」...世界で「2番目に」人間を殺している動物は?
  • 3
    【2025年最新版】世界航空戦力TOP3...アメリカ・ロシアに続くのは意外な「あの国」!?
  • 4
    報じられなかった中国人の「美談」
  • 5
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 6
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
  • 7
    ハーバードで白熱する楽天の社内公用語英語化をめぐ…
  • 8
    汚物をまき散らすトランプに『トップガン』のミュー…
  • 9
    国立大卒業生の外資への就職、その背景にある日本の…
  • 10
    「ママ、ママ...」泣き叫ぶ子供たち、ウクライナの幼…
  • 1
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 2
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号返上を表明」も消えない生々しすぎる「罪状」
  • 3
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多い県」はどこ?
  • 4
    今年、記録的な数の「中国の飲食店」が進出した国
  • 5
    【クイズ】1位は「蚊」...世界で「2番目に」人間を殺…
  • 6
    【2025年最新版】世界航空戦力TOP3...アメリカ・ロシ…
  • 7
    本当は「不健康な朝食」だった...専門家が警告する「…
  • 8
    日本で外国人から生まれた子どもが過去最多に──人口…
  • 9
    報じられなかった中国人の「美談」
  • 10
    「認知のゆがみ」とは何なのか...あなたはどのタイプ…
  • 1
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になりやすい人」が持ち歩く5つのアイテム
  • 2
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 3
    「大谷翔平の唯一の欠点は...」ドジャース・ロバーツ監督が明かすプレーオフ戦略、監督の意外な「日本的な一面」とは?
  • 4
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 5
    増加する「子どもを外注」する親たち...ネオ・ネグレ…
  • 6
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな…
  • 7
    バフェット指数が異常値──アメリカ株に「数世代で最…
  • 8
    「日本の高齢化率は世界2位」→ダントツの1位は超意外…
  • 9
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以…
  • 10
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中