最新記事

BOOKS

メーガン妃は王室を信頼しなかった【スタッフの証言】

Meghan Markle Was Offered Help but Didn't Trust Palace—Royal Staffer

2024年11月10日(日)09時20分
ジャック・ロイストン
ヘンリー王子とメーガン妃

Paul ELLIS/Pool via REUTERS

<メーガン妃とヘンリー王子と関わりを持つと、恩を仇で返されると感じるスタッフもいたという証言が...>

チャールズ皇太子(当時)の側近が、王室の中で最も精鋭のスタッフをメーガン妃のために準備したにもかかわらず、「メーガン妃が彼らを信頼しなかった」という王室スタッフの証言が、チャールズ国王に関する伝記の再販版『国王の誕生 チャールズ3世と近代君主制(The Making of a King: King Charles III and the Modern Monarchy)』(ロバート・ハードマン著)に記されている。

メーガン妃に対する報道への対処を求めているにもかかわらず、王室が「完全な沈黙、完全無視」を決め込んだとヘンリー王子が訴えている、2020年1月に王室離脱を発表するまでの数年間の話である。しかし、ヘンリー王子の訴えだけが全てではないという。

【写真】メーガン妃は最初から不穏だった...「無名女優時代」から「王室離脱」までの日々 をすべて見る


 

チャールズ国王側近トップのクライブ・アルダートン卿は、夫妻の支援を成功させることが重要であるとして、「2人[ヘンリー王子とメーガン妃]にはもっとスタッフが必要だ」とはっきり述べていたことを当時の王室スタッフの発言として、筆者のハードマンは引用する。

「クラレンス・ハウス[当時、チャールズ皇太子とカミラ夫人の住居]から精鋭のスタッフを派遣しましたが、公爵夫人[メーガン妃]は彼らを信頼しなかったのです。(略)夫妻には相当な人材を充てましたが、後に支援がなかったと言いました。それは完全に間違っています」

この証言はヘンリーの回顧録『スペア(Spare)』に対する反論としてハードマンが得た証言だが、『スペア』ではヘンリー王子が王室スタッフに対して「冷酷までに批判的」であるとハードマンは指摘している。

また、ヘンリー王子はアルダートン卿とされる王室の側近を「ハチ」として次のように描いている。

建築
顧客の経営課題に寄り添う──「経営のプロ」の視点を持つ「異色」の建築設計事務所
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

リトアニアとフィンランド、対人地雷生産へ ウクライ

ビジネス

テマセク、運用資産が過去最高 米国リスクは峠越えた

ワールド

マレーシア、対米関税交渉で「レッドライン」は越えず

ビジネス

工作機械受注、6月は0.5%減、9カ月ぶりマイナス
あわせて読みたい

RANKING

  • 1

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 2

    「SNSで話題の足裏パッドで毒素は除去されない」と専…

  • 3

    加工した自撮り写真のように整形したい......インス…

  • 4

    ブータン国王一家のモンゴル休暇が「私服姿で珍しい…

  • 5

    人肉食の被害者になる寸前に脱出した少年、14年ぶり…

  • 1

    加工した自撮り写真のように整形したい......インス…

  • 2

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 3

    カーダシアンの顔になるため整形代60万ドル...後悔し…

  • 4

    「SNSで話題の足裏パッドで毒素は除去されない」と専…

  • 5

    キャサリン妃の顔に憧れ? メーガン妃のイメチェンに…

  • 1

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 2

    「SNSで話題の足裏パッドで毒素は除去されない」と専…

  • 3

    加工した自撮り写真のように整形したい......インス…

  • 4

    なぜメーガン妃の靴は「ぶかぶか」なのか?...理由は…

  • 5

    「レースのパンツ」が重大な感染症を引き起こす原因に

MAGAZINE

LATEST ISSUE

特集:大森元貴「言葉の力」

特集:大森元貴「言葉の力」

2025年7月15日号(7/ 8発売)

時代を映すアーティスト・大森元貴の「言葉の力」の源泉にロングインタビューで迫る