最新記事

ブータン

ブータン国王一家のモンゴル休暇が「私服姿で珍しい」と話題に

2024年07月18日(木)13時35分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部
ブータン国王一家

DN Photography/ABACA via Reuters Connect

<黒いTシャツにチノパン姿、ロングスカートにスニーカー...。国賓と家族旅行を兼ねたモンゴル訪問について>

ブータンのワンチュク国王とジェツン・ペマ王妃の一家が、国賓と家族旅行を兼ねたモンゴル訪問が話題になっている。

普段は公務でもプライベートでも民族衣装であるゴ(男性用)とキラ(女性用)で人々の前に姿を現している国王夫妻だが、モンゴルのゴビ砂漠では私服姿であった。

一家がラクダに乗るなどリラックスしている姿はもとより、ワンチュク国王が黒いTシャツにチノパン姿でカメラをぶら下げ、ジェツン・ペマ王妃も黒いTシャツと黒のロングスカートにスニーカー姿が「珍しい」と話題だ。

【関連画像】モンゴル人フォトグラファーによる国王一家の写真 を見る



 

ジェツン・ペマ王妃が投稿したモンゴル訪問


当初、チンギス・ハーン像前での撮影時に昨年生まれた長女ソナム・ヤンデン王女の姿がなかったことから、幼すぎる王女はブータンでお留守番との噂もあったが、一家5人でモンゴルを訪問していたことが後に写真から判明。

【関連画像】ワンチュク国王が投稿したソナム・ヤンデン王女との父娘写真 を見る

一家の写真を担当したモンゴル人フォトグラファーのガン・ウルジ・ゴンチグさんはインスタグラムで複数枚の写真を共有し、英「HELLO!」誌のインタビューに対して、次のように答えている。

「ブータンの国王陛下と王妃陛下、そしてご家族をモンゴルの美しい風景を背景に親密な雰囲気の中で撮影する機会を得られたことを光栄に思います。(略)とても気さくで親しみやすいことに驚きました。一国の国王と王妃とは思えないほどです。とてもフレンドリーだったので写真撮影も簡単でした。ご一家を見るに、ブータンは本当に幸せな場所に違いないと思いました」

2006年に父である国王が譲位したことで26歳の若さで即位し、最初の出会いから13年後の2011年に幼馴染のジェツン・ペマ王妃と結婚したたワンチュク国王。

2016年に長男ジグミ・ナムゲル・ワンチュク王子、2020年に次男ジグミ・ウゲン・ワンチュク王子、そして2023年に長女ソナム・ヤンデン王女が誕生している。

ジェツン・ペマ王妃は「ブータンのキャサリン妃」とも呼ばれており、才色兼備ぶりとファッションセンスに世界中から注目されていることでも知られている。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

世界インフレ動向はまちまち、関税の影響にばらつき=

ビジネス

FRB、入手可能な情報に基づき政策を判断=シカゴ連

ビジネス

米国株式市場=主要3指数最高値、ハイテク株が高い 

ビジネス

NY外為市場=ドルが対ユーロ・円で上昇、政府閉鎖の
あわせて読みたい

RANKING

  • 1

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 2

    世界でオペラ演出も手掛ける舞台の重鎮、笈田ヨシ ── …

  • 3

    「レースのパンツ」が重大な感染症を引き起こす原因に

  • 4

    2100年に人間の姿はこうなる? 3Dイメージが公開

  • 5

    裸に無表情で「ドン引き」される覚悟...エマ・ストー…

  • 1

    シャーロット王女が放つ「ただならぬオーラ」にルイ…

  • 2

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 3

    大叔母「麗人・アン王女」を彷彿とさせる、シャーロッ…

  • 4

    世界でオペラ演出も手掛ける舞台の重鎮、笈田ヨシ ── …

  • 5

    「レースのパンツ」が重大な感染症を引き起こす原因に

  • 1

    やはり「泣かせた」のはキャサリン妃でなく、メーガ…

  • 2

    完全コピーされた、キャサリン妃の「かなり挑発的な…

  • 3

    「レースのパンツ」が重大な感染症を引き起こす原因に

  • 4

    エリザベス女王が「誰にも言えなかった」...メーガン…

  • 5

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

MAGAZINE

LATEST ISSUE

特集:2025年の大谷翔平 二刀流の奇跡

特集:2025年の大谷翔平 二刀流の奇跡

2025年10月 7日号(9/30発売)

投手復帰のシーズンもプレーオフに進出。二刀流の復活劇をアメリカはどう見たか