最新記事

英王室

アン王女、ヘンリー王子の「顔を羽根でブロック」について沈黙を破る

2024年01月21日(日)09時25分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部
アン王女

Phil Harris/Pool via REUTERS

<甥ヘンリー王子への「懲罰」と言われた戴冠式での「羽根事件」について、エリザベス女王の娘アン王女は何を語ったのか?>

戴冠式での「ゴールド・スティック・イン・ウェイティング(The Gold Stick in Waiting)」という大役で、君主となった兄チャールズ3世が乗る馬車をバッキンガム宮殿まで、軍服姿で仕えた姿が話題となったアン王女。

【動画】軍服姿で騎馬隊を率いて兄チャールズ国王に仕えたアン王女の麗人ぶり を見る

その歴史的な戴冠式で大きな羽根付きの帽子で甥ヘンリー王子の顔を遮った映像が世界中に流れたことについて、エリザベス女王の娘アン王女が初めて沈黙を破った。


ウェストミンスター寺院で行われた戴冠式では王族席の2列目にアン王女は夫ティモシー・ローレンス卿の隣に着席したが、その直後の3列目にヘンリー王子が座っていた。

スコットランドのシッスル騎士団のローブを着用したアン王女は、大きな赤い羽根が施されたバイコーンハット(二角帽子)を着用。

この羽根が戴冠式の間、ずっとヘンリー王子の視界を遮っていたことで、Netflixのドキュメンタリー「ハリー&メーガン」や回顧録『スペア』でイギリス王室とチャールズ国王を批判した王子への罰であり、故意に仕組まれたものであるとSNSや一部のメディアで報じられていた。

【動画】ヘンリー王子の顔を羽根でブロックしたアン王女 を見る

18日に刊行されたロバート・ハードマンによる新刊『国王の作り方:チャールズ 3世と現代君主制(The Making of a King: King Charles III and the Modern Monarchy)』で、この件について初めてアン王女本人の言葉を引用しながら語られている。

「『私の帽子はそのままでもいいのですか? というのも、かなり大きな帽子ですから』と言いました。そして、答えは『はい』でした。そういったことだったのです。私の選択ではありませんでした」

実際、戴冠式が行われたウェストミンスター寺院でアン王女はヘンリー王子と談笑する姿がキャッチされるなど、叔母と甥の関係は良好とみられる。また、エリザベス女王逝去時にバルモラル城に駆け付けた際のアン王女とのやりとりが、2023年1月に刊行されたヘンリー王子の回顧録『スペア』でも言及されている。

「私はロビーに急いで入りました。アンおばさんがそこで私を迎えてくれたのです。私は彼女に抱きつきました。彼女は私を上の階に案内し、祖母の寝室に連れて行ってくれたのです」

アン王女はヘンリー王子の著書については、イギリス王室の公式見解同様にコメントしていない。しかし、今回、チャールズ国王即位の年に焦点を当てたハードマンの新刊は、女王逝去時点でのチャールズ国王と2人の息子に関する洞察が含まれているなど、その関係性を物語る貴重な資料となっている。

メンバーシップ無料
ニューズウィーク日本版メンバーシップ登録
あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

最近の急速なウォン安・円安、深刻な懸念共有=日韓対

ワールド

米戦略石油備蓄の第1弾、来週末までに供給 8600

ビジネス

日立とGEベルノバ、東南アジアで小型モジュール炉導

ワールド

米商務省、AI半導体輸出の新規則案を撤回 公表から
あわせて読みたい

RANKING

  • 1

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 2

    ハリウッド大注目の映画監督「HIKARI」とは? 「アイ…

  • 3

    自殺に失敗し顔を失った少女の願い――「何が起きても…

  • 4

    ハン・ガンのノーベル文学賞受賞はなぜ革新的なのか?…

  • 5

    遺体を堆肥化する「エコロジカル埋葬」 土葬も火葬…

  • 1

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 2

    「自由すぎる王族」レディ・アメリア・ウィンザーが「…

  • 3

    遺体を堆肥化する「エコロジカル埋葬」 土葬も火葬…

  • 4

    人肉食の被害者になる寸前に脱出した少年、14年ぶり…

  • 5

    ハリウッド大注目の映画監督「HIKARI」とは? 「アイ…

  • 1

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 2

    選手村のコンドーム配布 ユース五輪で配ると「本当…

  • 3

    「自由すぎる王族」レディ・アメリア・ウィンザーが「…

  • 4

    完全コピーされた、キャサリン妃の「かなり挑発的な…

  • 5

    キャサリン妃とウィリアム皇太子の「ご友人」...ロー…

MAGAZINE

LATEST ISSUE

特集:教養としてのミュージカル入門

特集:教養としてのミュージカル入門

2026年3月17日号(3/10発売)

社会と時代を鮮烈に描き出すミュージカル。意外にポリティカルなエンタメの「魔力」を学ぶ