ドイツ連銀総裁、AIで発言の「ハト派・タカ派」バランス確認
ドイツ連邦銀行(中央銀行)のナーゲル総裁は7日、人工知能(AI)の潜在的な活用法を模索する中、自身のスピーチがどのように受け止められるか、ハト派とタカ派のバランスが適切に取れているかを確認するためにこの技術を使用していると明らかにした。資料写真、7月(2025年 ロイター/Rogan Ward)
[フランクフルト 7日 ロイター] - ドイツ連邦銀行(中央銀行)のナーゲル総裁は7日、人工知能(AI)の潜在的な活用法を模索する中、自身のスピーチがどのように受け止められるか、ハト派とタカ派のバランスが適切に取れているかを確認するためにこの技術を使用していると明らかにした。
一部の投資銀行は大規模言語モデルのAIツールを構築し、中銀が発表するスピーチやインタビュー、記者会見などの資料を精査して議論の根底にあるトーンを把握することで、他社に先駆けて政策決定を予測できることを期待している。
UBSは20年以上にわたるデータセットを構築したとし、欧州中央銀行(ECB)や米連邦準備理事会(FRB)の論調の変化が、特に引き締めサイクルにおいて、時には数カ月、政策金利の変更や市場の再評価に先行すると主張している。
ナーゲル氏は「私のスピーチはAIによって準備されたものではないが、われわれは独自に開発したAIツールでスピーチをチェックし、メッセージがどのように受け取られているかを調べている」と語った。
「このスピーチはタカ派的か、ハト派的か。中央銀行当局者としての発言は市場に影響を与えるため、発言の仕方に非常に慎重になる必要がある」と述べた。
ナーゲル氏は一般的にECB理事会の中でタカ派寄りとされ、ドイツ経済の規模などから同氏の発言は注視されている。
ナーゲル氏は中銀におけるAIのさらなる活用を推進し、銀行監督など近い将来においてもさらに多くの潜在的な用途があると述べた。
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