シンガポール中銀、トークン化中銀証券の発行試験を来年実施
写真はシンガポール金融管理局(中央銀行、MAS)のロゴ。2013年2月撮影。REUTERS/Edgar Su
[シンガポール 13日 ロイター] - シンガポール金融管理局(中央銀行、MAS)のチア・ダージウン長官は13日、拡張可能で安全なトークン化金融エコシステムの構築を進めるため、来年にトークン化されたMAS証券の発行試験を実施し、ステーブルコインを規制する法律を導入すると表明した。
フィンテック会議の基調講演で、MASはステーブルコインの規制体制の詳細を詰めていると明らかにし、「健全な準備資産の裏付けと償還の信頼性」を重視した法案の草案を作成する予定だと述べた。
また、銀行の負債をトークン化した資産や、規制されたステーブルコインを決済手段として利用する可能性を探る「ブルームイニシアチブ」に基づく試験をMASが支援していると説明した。
中銀デジタル通貨(CBDC)では、DBS、OCBC、UOBの各行が、シンガポールドル建てホールセールCBDCを用いた銀行間の翌日物取引の試験に成功したと述べた。トークン化されたMAS証券をCBDCで決済する試験も実施する方針を示した。
トークン化された資本市場商品に関する規制ガイドラインが今週公表される予定で、MASは国際的なパートナーと協力して基準を調整し、導入を後押ししていると述べた。
MASは国境を越えた取引とデジタル資産について他の中銀と協力する合意も発表した。イングランド銀行(英中銀)およびタイ中銀と連携し、異なるシステム間で高速・安全かつ相互運用可能なリアルタイム外国為替取引を実現する実験を行うと述べた。
また、国境を越えたデジタル資産決済で協力するため、ドイツ連邦銀行(中銀)と覚書を締結した。この提携は、資産のトークン化を通じて金融市場の流動性と効率性を高めることを目的とするイニシアチブに基づくという。
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