最新記事
ロシア

ロシア武器庫が爆発、巨大な火の玉が吹き上がる...ロシア側は事故と発表も、ドローン攻撃の証言も

Enormous Russian Arms Depot Explodes, Emptying Nearby Villages

2025年4月25日(金)18時44分
ブレンダン・コール
ロシアで武器庫が大爆発

ロシアのイスカンデルミサイル Sergei Karpukhin-Reuters

<ロシアのウラジーミル州で兵器やミサイルを貯蔵する武器庫が爆発。ウクライナへの攻撃に使用されているミサイルや砲弾も多く含まれていたと見られる>

ロシア首都モスクワの東に位置するウラジーミル州で、10万トン以上の兵器やミサイルを貯蔵する武器庫で爆発が起き、周辺の住民が避難する事態となった。爆発の瞬間は住民によって撮影されていたが、そこには驚くほど巨大な火の玉が武器庫から吹き上がる様子が捉えられており、爆発の直前にはドローンのような音が聞こえたと話す住民もいる。

■【動画】ロシア武器庫が巨大爆発...凄まじい「火の玉」が吹き上がる様子を撮影、直前に「ドローンの音」証言も

ロシアの国営メディアは、4月22日に同州キルジャチ近郊の武器庫で爆発があったと報じた。当局の発表によれば死傷者は出ていないとのことで、爆発の原因については「爆発物に関する安全要件違反」だと説明した。ウクライナ側も、この爆発への関与を認めていない。

一方でウクライナのテレグラムチャンネルやメディア、オープンソースの軍事分析は、爆発はウクライナの長距離ドローン攻撃によって発生した可能性があると推測している。

こうした主張は独自に検証されておらず、ウクライナ当局は認めていない。しかし匿名の当局者は、この武器庫にはロシアがウクライナに対して使用しているロケット砲、弾薬、ミサイルが含まれていたと明かした。

爆発が起きたのは、モスクワの北方約65キロ、ウクライナ国境から約530キロに位置するミサイル・砲兵総局の兵器庫だ。面積は約5平方キロにおよび、ロシア軍にとって重要な貯蔵施設となっている。

まちづくり
川崎が「次世代都市モデルの世界的ベンチマーク」に──「世界に類を見ない」アリーナシティプロジェクトの魅力
あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

中国首相、フォーラムで一段の経済開放約束 日本企業

ワールド

G7、エネ供給支援へ必要な措置講じる用意 外相声明

ワールド

トランプ氏、米空港にICE捜査官派遣と警告 予算巡

ワールド

トランプ氏、イランに48時間以内のホルムズ開放求め
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:イラン革命防衛隊
特集:イラン革命防衛隊
2026年3月24日号(3/17発売)

イスラム神権国家を裏からコントロールする謎の軍隊の歴史と知られざる実力

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【銘柄】「三菱商事」の株価に高まる期待...ホルムズ海峡封鎖と資源価格高騰が業績を押し上げ
  • 2
    「カメラの目の前」で起きた爆発の瞬間...取材中の記者に、イスラエル機がミサイル発射(レバノン)
  • 3
    韓国製ミサイル天弓-II、イラン戦争で96%迎撃の衝撃 ──「成功」が招く自国防衛の弱体化
  • 4
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 5
    人気セレブの「問題ビデオ」拡散を受け、出演する米…
  • 6
    「筋力の正体」は筋肉ではない...ストロングマンが語…
  • 7
    トランプ政権の「大本営」、イラン戦争を批判的に報…
  • 8
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公…
  • 9
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する…
  • 10
    BTSカムバック公演で光化門に26万人、ソウル中心部の…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期スペイン女王は空軍で訓練中、問われる「軍を知る君主」
  • 3
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え時の装いが話題――「ファッション外交」に注目
  • 4
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 5
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公…
  • 6
    第6回大会を終えて曲がり角に来たWBC
  • 7
    【衛星画像】イラン情勢緊迫、米強襲揚陸艦「トリポ…
  • 8
    韓国製ミサイル天弓-II、イラン戦争で96%迎撃の衝撃 …
  • 9
    「マツダ・日産・スバル」が大ピンチ?...オーストラ…
  • 10
    「ネタニヤフの指が6本」はなぜ死亡説につながったの…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 6
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 7
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 8
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 9
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 10
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中