<少人数の部隊で領土を侵食する戦術から、数百人規模の部隊で猛攻を仕掛ける戦術に方針を転換したロシアだが、現在のところはウクライナに撃退されている>

ウクライナ軍は4月17日、同国南部でロシアの装甲車29両を破壊し、ロシア兵140人が死亡したとの情報を発表した。同軍は自国の陣地を失うことなく戦闘は終了したと説明。公開された映像には、ロシア軍の装甲車や戦車が精密な爆撃を受けて次々に爆発する瞬間や、破壊された車両からロシア兵が逃げ惑う姿が捉えられていた。

■【動画】ロシア大規模部隊を撃破した「ピンポイント爆撃」、驚きの精度...「ザポリージャの激戦」映像

ウクライナ南部防衛軍は、同日夜にロシア軍が「戦術を変更」し、南部戦線全体で組織的攻撃を開始したと、テレグラムに投稿した。これまで少人数の部隊を展開して徐々に領土を侵食していたロシア軍が、数百人からなる部隊を編成して大規模な攻撃を行う戦術に転換したというのだ。

同軍によると、ロシア軍は、南部ザポリージャ州ピャティハトキ、ステポベ、ロブコベ、マラトクマチカ、マリシチェルバキの集落付近くの前線に、少なくとも兵士320人、装甲車40両、戦車3両、バギー約12両を使って攻撃を仕掛けた。

ウクライナ軍は、ドローンを使ってロシアの進撃を検知し、標的を絞って反撃したと述べた。第一陣のロシア軍車両は前線から8キロの地点で破壊され、戦闘開始からすぐに歩兵戦闘車3両が破壊されたという。ウクライナ軍によると、戦闘は2時間半以上続いた。

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