最新記事
ウクライナ戦争

米供与戦車が「ロシア領内」で躍動...森に潜む敵に容赦なく砲撃する「大迫力映像」をウクライナが公開

Kursk Videos Show Ukrainian Bradley, Abrams Engage Russian Tanks

2024年10月29日(火)19時05分
エリー・クック
M1エイブラムス戦車

M1エイブラムス戦車 M2M_PL-Shutterstock

<クルスク州でのダイナミックな交戦の様子をウクライナの第47独立機械化旅団が共有。同旅団は今月、米国から供与されたエイブラムス戦車とブラッドレー歩兵戦闘車が「戦場に変化をもたらす」と述べていた>

ウクライナ軍の意表を突く越境攻撃から3カ月が経とうとしているなか、米国が供与した戦車と装甲車両が、ロシア領内で活動しているところを映したとする新しい動画が公開された。

【動画】容赦なく砲撃...米国製エイブラムス戦車とブラッドレー歩兵戦闘車が「ロシア領内」で躍動する大迫力映像

数百キロにわたる前線の激戦地に配備されてきたウクライナの第47独立機械化旅団は28日、米国から供与されたエイブラムス戦車とブラッドレー歩兵戦闘車が、ロシアのクルスク州で交戦している様子を映したとする動画をソーシャルメディア上で共有した。

ウクライナ軍の兵士らは、ロシアの陣地を標的とした米国製TOW対戦車ミサイルによる攻撃を含む国境地域での作戦を遂行した、と同旅団は述べている。

本誌はこの動画の真偽について、独自に確認することはできていない。

ウクライナ軍のクルスク州への越境攻撃は、ウクライナに最も近い同盟国を含む多くの国際的な観測筋も驚かせた。ロシアは当初、この奇襲を食い止めるのに手間取った。

攻撃の多くはスジャの町の周辺に集中していた。ウクライナは侵攻開始からわずか1週間でスジャを占領し、その北西に位置するコレネヴォに進軍した。ロシアはここ数週間で、コレネヴォの南のウクライナが以前に占領していた領土を奪還した。

東京アメリカンクラブ
一夜だけ、会員制クラブの扉が開いた──東京アメリカンクラブ「バンケットショーケース」で出会う、理想のパーティー
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

韓国外相、ルビオ氏に米韓首脳合意文書の公開要請=聯

ワールド

トランプ氏、つなぎ予算案に署名 政府機関閉鎖が解除

ビジネス

午前の日経平均は小幅続伸、景気敏感株に買い TOP

ビジネス

アサヒビール、10月売上高は前年比1割弱の減少 サ
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:世界最高の投手
特集:世界最高の投手
2025年11月18日号(11/11発売)

日本最高の投手がMLB最高の投手に──。全米が驚愕した山本由伸の投球と大谷・佐々木の活躍

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披露目会で「情けない大失態」...「衝撃映像」がSNSで拡散
  • 2
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後」の橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」に広がる疑念
  • 3
    ファン激怒...『スター・ウォーズ』人気キャラの続編をディズニーが中止に、5000人超の「怒りの署名活動」に発展
  • 4
    炎天下や寒空の下で何時間も立ちっぱなし......労働…
  • 5
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評…
  • 6
    「イケメンすぎる」...飲酒運転で捕まった男性の「逮…
  • 7
    ついに開館した「大エジプト博物館」の展示内容とは…
  • 8
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 9
    冬ごもりを忘れたクマが来る――「穴持たず」が引き起…
  • 10
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 1
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 2
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎の存在」がSNSで話題に、その正体とは?
  • 3
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評家たちのレビューは「一方に傾いている」
  • 4
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披…
  • 5
    「座席に体が収まらない...」飛行機で嘆く「身長216c…
  • 6
    ドジャースの「救世主」となったロハスの「渾身の一…
  • 7
    「遺体は原型をとどめていなかった」 韓国に憧れた2…
  • 8
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 9
    筋肉を鍛えるのは「食事法」ではなく「規則」だった.…
  • 10
    「路上でセクハラ」...メキシコ・シェインバウム大統…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 5
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 6
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 7
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 8
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
  • 9
    今年、記録的な数の「中国の飲食店」が進出した国
  • 10
    【クイズ】1位は「蚊」...世界で「2番目に」人間を殺…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中