最新記事

セレブ

「誰!?」すっぴんのキム・カーダシアン ほぼ認識できず

2023年2月2日(木)17時10分
佐川恵里子

キムといばセンターパーツのロングヘアに濃いメイクだが…(2022年11月5日) REUTERS/David Swanson

<普段メディアに映らないキムの素顔は、世間の印象とは異なるものだった>

キム・カーダシアンは最近、TikTokでとても変わった様子だった。

42歳のキムは自身のスキンケアブランド「SKKN BY KIM」を使いながら、胸の谷間が見える白いタンクトップとボーイフレンドジーンズで胸元を強調していた。これはいつものことだが、顔は我々が思い浮かべるのとかなり違う。言われなければ、キムだと分からない。

【動画】すっぴんのキム・カーダシアン

キムはノーメイクで、トレードマークの長いストレートヘアから一転し柔らかいカールがかかった髪を下ろしていた。普段メディアに映らないキムの素顔は、世間の印象とは異なるものだった。

鼻が細くなったような、眉が丸くなったような、顔の印象が大きく変わったことも気になる。

キムは投稿動画で、自宅のマシンで淹れたばかりのネスプレッソ・コーヒーが入ったマグカップで飲み、笑顔を見せた。

元夫よりTikTokに夢中

最近、彼女はTikTokを利用することが多くなった。1月18日にはTikTokのトレンドに乗っかり「chav」メイクにチャレンジし、やりすぎメイクを披露した。

濃いファンデーションを厚く塗りたくった上に、不自然なほどコンシーラーを乗せ、眉もガタガタの極太、唇はほぼ白。この姿は、視聴者の笑いを誘い「意図せざるTikTokの女王」と注目を集めた。後にキムは、この投稿は娘との賭けに負けた罰ゲームだったことを明かしている。

【動画】「chav」メイクにチャレンジするキム

「キム・カーダシアンがTikTokでやるなんて、これが最後の仕事だと思った」という書き込みに対し、キムは「私もよ!」と応え、こう続けた。「娘とやっている賭け事の負けは、非現実的なゲームよ!」と。

SNSであるTikTok投稿を賭けたゲームを「非現実」とわざわざ言うのは示唆的だ。

2014年から2022年までカニエ・ウエストと結婚していたが、離婚裁判に際し、キムはこのように訴えていた。「カニエは我々家族のプライベートな問題や共同養育に関する誤った情報をSNSで流布し、精神的苦痛を与えました。法廷が離婚を成立させることで、我々の結婚生活がすでに終わっていることをカニエが受け入れ、より良い方向へ進み、子ども達の共同養育をより平和に行う助けになると信じています」

【写真】元夫のカニエとキムのルックは「定番」だった

SNSがリアルな結婚生活を破綻させた一因になったことを思うと、娘の要望とはいえ、キムのTikTokでの活躍は彼女が振り切れたようにも見える。新恋人のコメディアンのピート・デヴィッドソン(当時28歳)とは9ヶ月で別れてしまったが、彼女には4人の宝物がいる。

【写真】破局した元彼

元夫婦はノースちゃん(9歳)とシカゴちゃん(5歳)という2人の娘と、セイント君(7歳)とプサルム君(3歳)という2人の息子をもうけている。養育権はキムとカニエが共同で持ち、2人とも平等に会うことができる。しかし、子どもたちは主にキムと暮らしている。

【写真】キムの4人の宝物


今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

フィリピン中銀、0.25%利下げ 緩和サイクル終了

ワールド

中国、ウィングテックとネクスペリアの協議を支援

ビジネス

英、国民保健サービスの医薬品支出20億ドル増額へ 

ビジネス

補正予算案が衆院通過、16日にも成立見通し 国民・
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:ジョン・レノン暗殺の真実
特集:ジョン・レノン暗殺の真実
2025年12月16日号(12/ 9発売)

45年前、「20世紀のアイコン」に銃弾を浴びせた男が日本人ジャーナリストに刑務所で語った動機とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    中国軍機の「レーダー照射」は敵対的と、元イタリア空軍の専門家。NATO軍のプロフェッショナルな対応と大違い
  • 2
    トランプの面目丸つぶれ...タイ・カンボジアで戦線拡大、そもそもの「停戦合意」の効果にも疑問符
  • 3
    「何これ」「気持ち悪い」ソファの下で繁殖する「謎の物体」の姿にSNS震撼...驚くべき「正体」とは?
  • 4
    死者は900人超、被災者は数百万人...アジア各地を襲…
  • 5
    【クイズ】アジアで唯一...「世界の観光都市ランキン…
  • 6
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 7
    人手不足で広がり始めた、非正規から正規雇用へのキ…
  • 8
    「正直すぎる」「私もそうだった...」初めて牡蠣を食…
  • 9
    「安全装置は全て破壊されていた...」監視役を失った…
  • 10
    イギリスは「監視」、日本は「記録」...防犯カメラの…
  • 1
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした「信じられない」光景、海外で大きな話題に
  • 2
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価に与える影響と、サンリオ自社株買いの狙い
  • 3
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だから日本では解決が遠い
  • 4
    健康長寿の鍵は「慢性炎症」にある...「免疫の掃除」…
  • 5
    兵士の「戦死」で大儲けする女たち...ロシア社会を揺…
  • 6
    キャサリン妃を睨む「嫉妬の目」の主はメーガン妃...…
  • 7
    中国軍機の「レーダー照射」は敵対的と、元イタリア…
  • 8
    ホテルの部屋に残っていた「嫌すぎる行為」の証拠...…
  • 9
    戦争中に青年期を過ごした世代の男性は、終戦時56%…
  • 10
    【クイズ】アルコール依存症の人の割合が「最も高い…
  • 1
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 2
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後」の橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」に広がる疑念
  • 3
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸送機「C-130」謎の墜落を捉えた「衝撃映像」が拡散
  • 4
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした…
  • 5
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
  • 6
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披…
  • 7
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 8
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 9
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 10
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中