最新記事
ウクライナ情勢

プーチン=習近平、NATO 拡大に反対表明 対西側で協調

2022年2月5日(土)12時02分
ロイター
ロシアのプーチン大統領と中国の習近平国家主席

ロシアのプーチン大統領(写真左)と中国の習近平国家主席(同右)は北京で会談し、北大西洋条約機構(NATO)の拡大停止を求める共同声明を出した。ロシア大統領府提供(2022年 ロイター)

ロシアのプーチン大統領と中国の習近平国家主席は4日、北京で会談し、北大西洋条約機構(NATO)の拡大停止を求める共同声明を出した。

ロシアは中国の台湾に対するスタンスを全面的に支持し、いかなる形の台湾独立にも反対するとした。

共同声明は「ロシアは、一つの中国の原則を再確認し、台湾は不可分の中国の一部であると確認し、いかなる形の台湾独立にも反対する」とした。

両国は、米国の国際的ミサイル防衛開発計画など軍事面の動きに懸念を表明。米主導のNATOの一段の拡大に反対し、「イデオロギー的冷戦アプローチ」を放棄するよう求めた。

共同声明は、ロシアがウクライナ問題を背景に提示した安全保障要求を中国が支持しているとした。

ロシア大統領府は、プーチン大統領と習主席が北京で友好的かつ実質的な話し合いをしたとし、両国関係を特別な特徴を持つ先進的パートナーシップと表現した。

プーチン大統領は、中国に天然ガスを供給する新たな合意を発表した。

中国国営メディアによると、習主席は会談後、中ロはそれぞれが核心的利益を守ることを断固支持し、戦略的連携を強化していくと表明。両国の戦略的協力は「過去、現在、将来と不動なもの」だと述べた。



[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2022トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます


【話題の記事】
・新型コロナが重症化してしまう人に不足していた「ビタミン」の正体
・世界の引っ越したい国人気ランキング、日本は2位、1位は...



あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

イラン交戦は国連憲章違反、学校攻撃にも深い衝撃=独

ワールド

トルコ、イランの弾道ミサイル迎撃 NATO防空シス

ビジネス

米2月ISM非製造業指数、56.1に上昇 3年半ぶ

ワールド

米潜水艦がイラン軍艦を魚雷で撃沈、87人死亡 スリ
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプのイラン攻撃
特集:トランプのイラン攻撃
2026年3月10日号(3/ 3発売)

核開発の断念を迫るトランプ政権が攻撃を開始。イランとアメリカの本格戦争は始まるのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    イラン猛反撃、同士討ちまで起きる防空戦はいつまで続くのか
  • 2
    サファリ中の女性に悲劇...ライオンに「くわえ去られる」衝撃映像にネット騒然
  • 3
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビザの壁、会社都合の解雇、帰国後も続く苦境
  • 4
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズ…
  • 5
    「外国人が増え、犯罪は減った」という現実もあるの…
  • 6
    少子化に悩む韓国で出生率回復...昨年過去最大の伸び…
  • 7
    戦術は進化しても戦局が動かない地獄──ロシア・ウク…
  • 8
    「死体を運んでる...」Google Earthで表示される「不…
  • 9
    核合意寸前、米国がイラン攻撃に踏み切った理由
  • 10
    「イランはどこ?」2000人のアメリカ人が指差した場…
  • 1
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからくりとリスク
  • 2
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビザの壁、会社都合の解雇、帰国後も続く苦境
  • 3
    BTS復活...でも、韓国エンタメが「苦境」に陥っている
  • 4
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズ…
  • 5
    中国、4隻目の空母は原子力艦か──世界3番目の原子力…
  • 6
    村瀬心椛は「トップでなければおかしい」...スノボの…
  • 7
    「毎日が人生最後の日」だと思って酒を飲む...84歳医…
  • 8
    少女買春に加え、国家機密の横流しまで...アンドルー…
  • 9
    イラン猛反撃、同士討ちまで起きる防空戦はいつまで…
  • 10
    サファリ中の女性に悲劇...ライオンに「くわえ去られ…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 4
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 7
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 8
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中