最新記事

事故死

セックスに接着剤を使ったインド人男性が急死

Man Uses Adhesive Instead of Condom, Dies

2021年8月26日(木)20時05分
サラ・サントラ
エポキシ樹脂

エポキシ樹脂の独創的な使い方とは Hydrogenn-iStock.

<普段から接着剤を持ち歩いていたカップルは、ある日コンドーム代わりにそれを使った>

インドの男性がコンドームの代わりに接着剤を使用してセックスをして、その後死亡するという奇妙な出来事があった。男性の家族は警察に対し、より徹底的な捜査を行うよう求めている。

タイムズ・オブ・インディア紙によれば、この事故があったのはグジャラート州アーメダバードのホテルで、6月22日のこと。警察によれば、25歳のサルマン・ミズラと元婚約者はコンドームを持っていなかった。そこで、独創的な方法を試すことにした。

「男性の陰部に接着剤を塗ることにした」のだ。

2人は普段から、エポキシ樹脂系の接着剤を携帯していたという。

地元の報道によれば、ミズラと元婚約者は薬物依存症で、「ホワイトナー(コカイン)」を混ぜたエポキシ系接着剤をしばしば吸引していたらしい。複数の知人が警察に語ったところによれば、死の前夜、ミズラと元婚約者は薬物吸引の影響下にあったらしい。

警察と遺族の間に意見の相違

タイムズ・オブ・インディア紙によれば、その夜ミズラは友人によって家へ連れ戻されたが、すぐに容態が悪化したという。友人はミズラを近くの病院に運び、ミズラはそこで死亡した。

警察によれば、エポキシ系接着剤を避妊具として使った結果、ミズラは「多臓器不全」に陥ったという。一方、ニュース18は、死因は薬物使用ではないかという家族の見解を伝えている。

家族はミズラの死の責任は元婚約者にあると考え、警察にさらなる捜査を求めている。

ニューヨーク・ポスト紙によれば、ミズラは一家のただ一人の稼ぎ手であり、高齢の両親と姉妹2人が残された。

(翻訳:ガリレオ)

ニューズウィーク日本版 世界も「老害」戦争
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2025年11月25日号(11月18日発売)は「世界も『老害』戦争」特集。アメリカやヨーロッパでも若者が高齢者の「犠牲」に

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


今、あなたにオススメ

関連ワード

ニュース速報

ワールド

高市首相、中国首相と会話の機会なし G20サミット

ワールド

米の和平案、ウィットコフ氏とクシュナー氏がロ特使と

ワールド

米長官らスイス到着、ウクライナ和平案協議へ 欧州も

ワールド

台湾巡る日本の発言は衝撃的、一線を越えた=中国外相
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:世界も「老害」戦争
特集:世界も「老害」戦争
2025年11月25日号(11/18発売)

アメリカもヨーロッパも高齢化が進み、未来を担う若者が「犠牲」に

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    海外の空港でトイレに入った女性が見た、驚きの「ナゾ仕様」...「ここじゃできない!」
  • 2
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるようになる!筋トレよりもずっと効果的な「たった30秒の体操」〈注目記事〉
  • 3
    マムダニの次は「この男」?...イケメンすぎる「ケネディの孫」の出馬にSNS熱狂、「顔以外も完璧」との声
  • 4
    老後資金は「ためる」より「使う」へ──50代からの後…
  • 5
    「搭乗禁止にすべき」 後ろの席の乗客が行った「あり…
  • 6
    「まじかよ...」母親にヘアカットを頼んだ25歳女性、…
  • 7
    【銘柄】いま注目のフィンテック企業、ソーファイ・…
  • 8
    AIの浸透で「ブルーカラー」の賃金が上がり、「ホワ…
  • 9
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 10
    【銘柄】元・東芝のキオクシアHD...生成AIで急上昇し…
  • 1
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 2
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸送機「C-130」謎の墜落を捉えた「衝撃映像」が拡散
  • 3
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR動画撮影で「大失態」、遺跡を破壊する「衝撃映像」にSNS震撼
  • 4
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 5
    ポルノ依存症になるメカニズムが判明! 絶対やって…
  • 6
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 7
    「まじかよ...」母親にヘアカットを頼んだ25歳女性、…
  • 8
    AIの浸透で「ブルーカラー」の賃金が上がり、「ホワ…
  • 9
    マムダニの次は「この男」?...イケメンすぎる「ケネ…
  • 10
    「ゲームそのまま...」実写版『ゼルダの伝説』の撮影…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 3
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 4
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後…
  • 5
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 6
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 7
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸…
  • 8
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 9
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
  • 10
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」は…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中