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新型コロナウイルス

欧州各国、イギリスからの渡航相次ぎ禁止 コロナ変異種を懸念

2020年12月21日(月)08時32分

英国で感染力が強いとみられる変異種の新型コロナウイルスが広がっていることを受け、欧州諸国は20日、英国からの渡航禁止を相次いで発表した。写真はローマの空港で撮影(2020年 ロイター/Remo Casilli)

英国で感染力が強いとみられる変異種の新型コロナウイルスが広がっていることを受け、欧州諸国は20日、英国からの渡航禁止を相次いで発表した。

フランスは20日夜から48時間、道路と鉄道を含む陸路、海路、空路による英からの渡航を全て禁止する。貨物も対象となる。

ドイツ、イタリア、オランダは英からの航空便停止を命じ、アイルランドは英からの航空便とフェリーに制限を導入すると発表した。

ベルギーは英からの航空便のほか、高速鉄道ユーロスターを含む鉄道による渡航も禁止する。

ジョンソン英首相は19日、感染力が最大で7割高いとみられる変異種の新型コロナが広がっているとして、首都ロンドンを含むイングランド南東部に事実上のロックダウン(都市封鎖)を再導入すると発表した。

イタリアのスペランザ保健相は「ロンドンで最近発見された新型コロナの変異種は憂慮すべきであり、われわれの科学者による調査が必要だ」とし、「その間、最大限の慎重な対応を取る」と述べた。

イタリアは英国からの航空便の停止のほか、過去14日間に英国を通過した人の入国も禁止する。

ドイツ政府は同日深夜から英国発の航空便を全て停止する。シュパーン保健相は公共放送ARDで「(変異種は)ドイツ国内ではまだ確認されていない」とした上で、「英国の報告を非常に深刻に受け止めている」と述べた。

オランダの措置は20日から来年1月1日まで実施される。

このほか、オーストリアのAPA通信は保健省の情報として、同国も英からの航空便禁止を計画していると報道。スウェーデンは英からの入国禁止を準備していると明らかにした。

ルーマニア、リトアニア、ラトビア、エストニア、ブルガリア、チェコも英からの航空便を禁止する計画を発表した。

英では20日、新たに3万5928人の新型コロナ感染が発表され、1日当たりの新規感染者数としては過去最多となった。死者は326人増加して6万7000人を超えている。

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

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