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感染症対策サウジアラビア、ファイザー製新型コロナワクチン接種開始 アラブで初
サウジアラビアは12月17日、アラブ諸国で初めて、米ファイザーと独ビオンテックが共同開発した新型コロナウイルスワクチンの接種を開始した。リヤドで撮影(2020年 ロイター/Ahmed Yosri)
サウジアラビアは17日、アラブ諸国で初めて、米ファイザーと独ビオンテックが共同開発した新型コロナウイルスワクチンの接種を開始した。
同国には16日、2つの出荷便が到着した。
保険当局は今週、ワクチンは国内のすべての居住者に無償で提供されるとし、接種申請を呼び掛けた。
同国でこれまでに確認されている感染者は36万人前後、死者は6080人。
数カ月前に規制緩和に踏み切ったが、これまでのところ新たな感染の波は回避されている。
ラビア保険相は報道陣の前でいち早くワクチンを接種。記者団に「きょうはこの危機からの脱却の始まりだ」と述べた。
リヤドには550を超える接種拠点が設置されており、同相は今後全土に接種拠点を設置していくとした。
接種の第1段階では最も感染の危険にさらされている人が対象となり、第2、第3段階では50歳以上が含まれる。その後さらに広範囲に接種を行っていくという。
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