最新記事

感染第3波

東京都14日の新型コロナ新規感染305人 重症者73人、緊急事態宣言解除後で最多に

2020年12月14日(月)21時00分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

東京都は14日、都内で新たに新型コロナウイルス陽性者が確認されたと発表した。写真は都内で13日撮影 REUTERS/Kim Kyung-Hoon

東京都は13日、都内で新たに480人の新型コロナウイルス陽性者が確認されたと発表した。

前日の480人からは減少したが、月曜日に確認された新規陽性者としては過去3番目の多さとなっている。また重症者については前日から3人増加し73人となり、緊急事態宣言の解除後ではもっとも多くなっている。

この日確認された陽性者は年代別に、20代と30代が140人で約46%、40代と50代が合わせて55人で約18%、65歳以上の高齢者は30人で約10%となっている。

これで都内で確認された陽性者の合計は47,530人となった。

11月から顕著となってきた新型コロナウイルスの感染第3波は、感染経路として家庭内での感染がもっとも多くなっているほか、企業や飲食店などでもクラスターが発生し感染拡大防止が難しい状況になっている。

政府は11月25日から「勝負の3週間」と位置づけて集中的な対策を呼びかけているが、2週間が過ぎた今も感染者の増加、それに伴う医療体制のひっ迫は悪化の一途を辿っており、医療機関が休業に入る年末年始に向けて危機的状況になりつつある。

newsweek_20201214_150839.png

東京都・新型コロナウイルス新規陽性患者の推移

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

イラン、核施設の「深刻な損傷」認める 米攻撃で=ア

ビジネス

ステランティス、長期戦略計画の見直しに着手=新CE

ワールド

中台の歴史解釈巡る舌戦過熱化、頼総統の台湾「1つの

ビジネス

香港中銀が為替介入、ペッグ下限到達で12億米ドル売
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:世界が尊敬する日本のCEO
特集:世界が尊敬する日本のCEO
2025年7月 1日号(6/24発売)

不屈のIT投資家、観光ニッポンの牽引役、アパレルの覇者......その哲学と発想と行動力で輝く日本の経営者たち

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝食が「高額すぎる」とSNSで大炎上、その「衝撃の値段」とは?
  • 2
    定年後に「やらなくていいこと」5選──お金・人間関係・仕事で後悔しないために
  • 3
    「小麦はもう利益を生まない」アメリカで農家が次々と撤退へ
  • 4
    人口世界一のインドに迫る少子高齢化の波、学校閉鎖…
  • 5
    サブリナ・カーペンター、扇情的な衣装で「男性に奉…
  • 6
    【クイズ】北大で国内初確認か...世界で最も危険な植…
  • 7
    「子どもが花嫁にされそうに...」ディズニーランド・…
  • 8
    都議選千代田区選挙区を制した「ユーチューバー」佐…
  • 9
    韓国が「養子輸出大国だった」という不都合すぎる事…
  • 10
    飛行機内で「最悪の行為」をしている女性客...「あり…
  • 1
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝食が「高額すぎる」とSNSで大炎上、その「衝撃の値段」とは?
  • 2
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測不能な大型動物」に近づく幼児連れ 「ショッキング」と映像が話題に
  • 3
    妊娠8カ月の女性を襲ったワニ...妊婦が消えた川辺の「緊迫映像」
  • 4
    10歳少女がサメに襲われ、手をほぼ食いちぎられる事…
  • 5
    JA・卸売業者が黒幕説は「完全な誤解」...進次郎の「…
  • 6
    「小麦はもう利益を生まない」アメリカで農家が次々…
  • 7
    飛行機内で「最悪の行為」をしている女性客...「あり…
  • 8
    「うちの赤ちゃんは一人じゃない」母親がカメラ越し…
  • 9
    定年後に「やらなくていいこと」5選──お金・人間関係…
  • 10
    「アメリカにディズニー旅行」は夢のまた夢?...ディ…
  • 1
    日本の「プラごみ」で揚げる豆腐が、重大な健康被害と環境汚染を引き起こしている
  • 2
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝食が「高額すぎる」とSNSで大炎上、その「衝撃の値段」とは?
  • 3
    一瞬にして村全体が消えた...スイスのビルヒ氷河崩壊の瞬間を捉えた「恐怖の映像」に広がる波紋
  • 4
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測…
  • 5
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の…
  • 6
    妊娠8カ月の女性を襲ったワニ...妊婦が消えた川辺の…
  • 7
    大爆発で一瞬にして建物が粉々に...ウクライナ軍「Mi…
  • 8
    10歳少女がサメに襲われ、手をほぼ食いちぎられる事…
  • 9
    「ママ...!」2カ月ぶりの再会に駆け寄る13歳ラブラ…
  • 10
    JA・卸売業者が黒幕説は「完全な誤解」...進次郎の「…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中