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中台関係

「中国、台湾との再統一に向け軍事手段も必要」人民解放軍参謀長

2020年5月29日(金)13時18分

写真は東シナ海を運航中の中国軍の空母「遼寧」。日本の自衛隊による提供写真。(2016年 ロイター)

中国人民解放軍統合参謀部の李作成参謀長は29日、中国は台湾問題を解決するために平和的手段と軍事手段の双方を備えておく必要があるとの考えを示した。

李参謀長は、台湾との「平和的な再統一」の機会が失われる場合、人民解放軍は領土の完全性を確保するためあらゆる手段を用いると述べた。

台湾の独立を阻止するため2005年に採択された「反国家分裂法」の制定15周年を記念する式典での発言。式典は人民大会堂で行われた。

同法は、中国が国家分裂と判断した場合に台湾への武力行使を認めている。

[ロイター]


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