最新記事

米イラン対立

イランのイラク基地ミサイル攻撃、米兵士11人が負傷していた

2020年1月17日(金)14時00分

米軍は16日、今月8日にイランのミサイル攻撃を受けたイラク基地に駐留していた米兵士のうち11人が攻撃後、脳振とうの症状で治療を受けたと明らかにした。写真は米軍が駐留するアル・アサド空軍基地。イラクのアンバルで13日撮影(2020年 ロイター/John Davison)

米軍は16日、今月8日にイランのミサイル攻撃を受けたイラク基地に駐留していた米兵士のうち11人が攻撃後、脳振とうの症状で治療を受けたと明らかにした。当初、負傷者は出ていないとしていた。

米軍による3日のイラン革命防衛隊司令官殺害を受けた報復としてイランは8日、米軍が駐留するイラクのアル・アサド空軍基地に複数のロケット弾を発射した。

米中央軍のビル・アーバン報道官は、声明で「1月8日のイランによるアル・アサド空軍基地への攻撃で死亡した米兵士はいなかったものの、爆発による脳振とうで数人が処置を受け、まだ検査が行われている」と明らかにした。

大事を取りさらなる検査のため、ドイツやクウェートの米施設に収容された兵士もいるという。

報道官は「任務に適格であると判断すれば、兵士はイラクに戻る見通しだ」と語った。

アル・アサド基地には約1500人の米兵士が駐留している。

[ワシントン 16日 ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます



20200121issue_cover150.jpg
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2020年1月21日号(1月15日発売)は「米イラン危機:戦争は起きるのか」特集。ソレイマニ司令官殺害で極限まで高まった米・イランの緊張。武力衝突に拡大する可能性はあるのか? 次の展開を読む。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

トランプ氏「今夜文明滅びる恐れ」、イラン交渉期限迫

ワールド

与党劣勢のハンガリー議会選、EUが「干渉」=米副大

ビジネス

イラン戦争でスタグフレーション懸念、FRB難しい舵

ワールド

トランプ氏発言が欧州安保の動き誘発、統合軍創設も視
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:トランプの大誤算
特集:トランプの大誤算
2026年4月14日号(4/ 7発売)

国民向け演説は「フェイク」の繰り返し。泥沼化するイラン攻撃の出口は見えない

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 2
    「南東部と東部の前線で480平方キロ奪還」とウクライナ軍司令官 ロシア軍「⁠春の​攻勢」は継続
  • 3
    米軍が兵器を太平洋から中東に大移動、対中抑止に空白
  • 4
    「地獄を見る」のは米国か──イラン地上侵攻なら革命…
  • 5
    「王はいらない」800万人デモ トランプ政権への怒り…
  • 6
    【後編】BTS再始動、3年9カ月の沈黙を経て──変わる音…
  • 7
    人口減の自治体を救う「小さな浄水場」──誰もが常に…
  • 8
    5日間の寝たきりで髪が...ICUに入院した女性を襲っ…
  • 9
    「人間の本性」を見た裁判官が語った、自らの「毒親…
  • 10
    スパイス企業の新戦略...エスビー食品が挑む「食のア…
  • 1
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 2
    イラン戦争の現実...アメリカとイスラエル、見え始めた限界
  • 3
    「考えの浅い親」が子どもに言ってしまっている口ぐせ・ワースト1
  • 4
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅…
  • 5
    攻撃開始日も知っていた?──イラン戦争を巡る巨額取引…
  • 6
    「南東部と東部の前線で480平方キロ奪還」とウクライ…
  • 7
    なぜイスラエルは対イラン戦争を支持するのか...「イ…
  • 8
    【銘柄】イラン情勢で一躍脚光の「NEC」 防衛・宇宙…
  • 9
    「高市しぐさ」の問題は「媚び」だけか?...異形の「…
  • 10
    人口減の自治体を救う「小さな浄水場」──誰もが常に…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 4
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅…
  • 5
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...…
  • 6
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 7
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 8
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 9
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 10
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中