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軍事北朝鮮またも飛翔体発射 相次ぐ国連決議違反にもトランプ問題視せず
北朝鮮が新たな飛翔体を発射したと明らかにした。現時点で入手している情報によると、最近実施された2回の短距離ミサイル発射実験と似ているという。写真は北朝鮮のミサイル発射を伝える韓国のテレビ。ソウルで8月31日撮影(2019年 ロイター/Kim Hong-Ji)
複数の米政府当局者は1日、北朝鮮が新たな飛翔体を発射したと明らかにした。現時点で入手している情報によると、最近実施された2回の短距離ミサイル発射実験と似ているという。
韓国軍は、北朝鮮の咸鏡南道から日本海に向けて現地時間2日午前2時59分と同3時23分に未確認の短距離飛翔体が発射されたと明らかにした。
聨合ニュースによると、韓国軍合同参謀本部は「追加発射に備えて状況を監視し、即応態勢を整えている」と表明している。
ある米当局者は匿名を条件に、北米の脅威とならない飛翔体が少なくとも1発検知されたとした上で、複数の飛翔体が発射された可能性もあると述べた。
北朝鮮は7月25日に2発の短距離弾道ミサイルを発射し、31日にも同様のミサイルを発射したばかりだ。
トランプ米大統領は新たな飛翔体のニュースが伝わった直後、一連の発射についてホワイトハウスで記者団に対し、短距離で「非常に標準的なもの」として問題視しない姿勢を示した。
*内容を追加しました。
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