最新記事

ロシア疑惑

米ロ首脳会談、トランプはプーチンに米大統領選挙への不介入を要請

2019年6月28日(金)17時30分

トランプ米大統領は、20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)に合わせてロシアのプーチン大統領と会談した。トランプ大統領は、米国の選挙に介入しないようプーチン大統領に申し入れる一方で、主要問題での両国の協調もアピールした。大阪で撮影(2019年 ロイター)

トランプ米大統領は28日、20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)に合わせてロシアのプーチン大統領と会談した。トランプ大統領は、米国の選挙に介入しないようプーチン大統領に申し入れる一方で、主要問題での両国の協調もアピールした。

米ロ首脳が直接会談するのは、昨年7月のフィンランド・ヘルシンキ以来。会談の冒頭、トランプ大統領は、記者団から2020年の選挙に介入しないよう要請するのかとの質問に「もちろん、そうするつもりだ」と答えた。

そしてプーチン大統領に向かって、選挙に介入しないよう2回、述べた。プーチン大統領は、トランプ大統領の発言の通訳を聞いている間、ほほ笑みの表情を浮かべていた。

米ロ関係は、2014年のロシアのクリミア併合やシリア内戦をめぐり悪化。プーチン大統領は最近のテレビインタビューで、米との関係は悪化する一方と述べていた。

北朝鮮など、さまざまな問題に取り組むためにプーチン大統領との関係改善を模索していたトランプ大統領は28日、「プーチン大統領と会えてとても光栄」と述べ「われわれには、貿易や軍縮など、話し合うテーマがたくさんある」と語った。

米ロ首脳は、昨年11月のG20サミット中に会談する予定だったが、ロシアのウクライナ艦船拿捕を受けてトランプ大統領が会談を中止した。

トランプ大統領は「われわれはすばらしい会合をもった。われわれは非常に良い関係を築いた」とし「この関係から多くの非常に前向きなことが出てくるだろう」と述べた。

[大阪市 28日 ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2019トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

ニューズウィーク日本版 ISSUES 2026
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2025年12月30日/2026年1月6号(12月23日発売)は「ISSUES 2026」特集。トランプの黄昏/中国AIに限界/米なきアジア安全保障/核使用の現実味/米ドルの賞味期限/WHO’S NEXT…2026年の世界を読む恒例の人気特集です

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

スイス・スキーリゾートのバーで爆発、約40人死亡・

ワールド

台湾総統「26年は重要な年」、主権断固守り防衛力強

ワールド

再送トランプ氏、シカゴやLAなどから州兵撤退表明 

ビジネス

ビットコイン、2022年以来の年間下落 最高値更新
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:ISSUES 2026
特集:ISSUES 2026
2025年12月30日/2026年1月 6日号(12/23発売)

トランプの黄昏/中国AI/米なきアジア安全保障/核使用の現実味......世界の論点とキーパーソン

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    中国軍の挑発に口を閉ざす韓国軍の危うい実態 「沈黙」は抑止かそれとも無能?
  • 2
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめる「腸を守る」3つの習慣とは?
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    なぜ筋肉を鍛えても速くならないのか?...スピードの…
  • 5
    マイナ保険証があれば「おくすり手帳は要らない」と…
  • 6
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 7
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
  • 8
    「断食」が細胞を救う...ファスティングの最大効果と…
  • 9
    日本人の「休むと迷惑」という罪悪感は、義務教育が…
  • 10
    米中関係は安定、日中関係は悪化...習近平政権の本当…
  • 1
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 4
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 5
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 6
    中国、インドをWTOに提訴...一体なぜ?
  • 7
    マイナ保険証があれば「おくすり手帳は要らない」と…
  • 8
    アベノミクス以降の日本経済は「異常」だった...10年…
  • 9
    中国軍の挑発に口を閉ざす韓国軍の危うい実態 「沈黙…
  • 10
    【世界を変える「透視」技術】数学の天才が開発...癌…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切…
  • 6
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした…
  • 7
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 8
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 9
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 10
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中