最新記事

農業

中国「カナダ産の菜種に害虫」一部業者からの輸入認めず カナダ側「害虫やバクテリアは見つからず」

2019年3月6日(水)19時59分

中国外務省はカナダから輸入したキャノーラ(菜種)について、税関で抽出したサンプルから最近、頻繁に害虫が見つかっているとコメントした。これに先立ち、ロイターは、中国政府がカナダの農業大手リチャードソン・インターナショナルによるキャノーラの対中輸出を認めない決定を下したと報じていた。2011年にカナダで撮影(2019年 ロイター/Todd Korol)

中国外務省は6日、カナダから輸入したキャノーラ(菜種)について、税関で抽出したサンプルから最近、頻繁に害虫が見つかっているとコメントした。これに先立ち、ロイターは、中国政府がカナダの農業大手リチャードソン・インターナショナルによるキャノーラの対中輸出を認めない決定を下したと報じていた。

外務省報道官は定例会見で「最近、中国の税関でカナダ産のキャノーラから頻繁に害虫が見つかっている。ある企業からの輸入品は特に問題が深刻だった」と述べた。具体的な企業名は明らかにしなかった。

これを受け、税関が一時、輸入を停止したという。

中国は輸入キャノーラの90%以上をカナダから輸入している。

中国政府は以前、カビに対する懸念でキャノーラの輸入を制限する可能性があると警告していた。

外務省報道官は、今回の輸出停止は国民の健康と安全を守ることが狙いであり、完全に「合理的・合法的」な措置だと説明している。

カナダの農務相は5日、中国側の措置を受けて、カナダの食品検査庁が追加の調査を実施したが、問題となるような害虫やバクテリアは見つからなかったと表明した。

[北京 6日 ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2019トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

【お知らせ】ニューズウィーク日本版メルマガのご登録を!
アメリカや中東、アジア、ヨーロッパなど世界の動きから世界経済、キャリア、テック&サイエンス、for Womanの最新トピックまで、ウィークデーの朝にお届けします。
ご登録(無料)はこちらから=>>

MAGAZINE

特集:米ジョージタウン大学 世界のエリートが学ぶ至高のリーダー論

2019-6・18号(6/11発売)

「全米最高の教授」サム・ポトリッキオが説く勝ち残るリーダーになるための処方箋

人気ランキング

  • 1

    未婚男性の「不幸」感が突出して高い日本社会

  • 2

    自撮りヌードでイランを挑発するキム・カーダシアン

  • 3

    タピオカミルクティー飲み過ぎで病院!? 中国の14歳少女に起こった一大事

  • 4

    厳罰に処せられる「ISISの外国人妻」たち

  • 5

    北朝鮮の若者が美貌の「文在寅の政敵」に夢中になっ…

  • 6

    アメリカは「いざとなれば瞬時にイランを破壊できる」

  • 7

    【動画】米軍、イラン革命防衛隊が日本のタンカーか…

  • 8

    世界に誇る『ゴジラ』シリーズ化の原点は、1955年公…

  • 9

    「ゴースト」「ドイツの椅子」......ISISが好んだ7種…

  • 10

    ファーウェイ、一夜にして独自OS:グーグルは米政府…

  • 1

    タピオカミルクティー飲み過ぎで病院!? 中国の14歳少女に起こった一大事

  • 2

    サーモンを愛する「寿司男」から1.7mのサナダムシ発見

  • 3

    ファーウェイ、一夜にして独自OS:グーグルは米政府に包囲網解除を要求か

  • 4

    自殺に失敗し顔を失った少女の願い――「何が起きても…

  • 5

    貧しい人ほど「割増金」を払い、中・上流は「無料特…

  • 6

    香港大規模デモ、問題の「引き渡し条例」とは何か?

  • 7

    厳罰に処せられる「ISISの外国人妻」たち

  • 8

    「ゴースト」「ドイツの椅子」......ISISが好んだ7種…

  • 9

    日本の女性を息苦しさから救った米国人料理家、日本…

  • 10

    自殺した人の脳に共通する特徴とは

  • 1

    サーモンを愛する「寿司男」から1.7mのサナダムシ発見

  • 2

    台湾のビキニ・ハイカー、山で凍死

  • 3

    マイナス40度でミニスカ女子大生の脚はこうなった

  • 4

    現代だからこそ! 5歳で迷子になった女性が13年経て…

  • 5

    プラスチック製「人工子宮」でヒツジの赤ちゃんが正…

  • 6

    タピオカミルクティー飲み過ぎで病院!? 中国の14…

  • 7

    貧しい人ほど「割増金」を払い、中・上流は「無料特…

  • 8

    トランプ、エリザベス女王にまたマナー違反!

  • 9

    脳腫瘍と思って頭を開けたらサナダムシだった!

  • 10

    人類史上最も残虐な処刑は「首吊り、内臓えぐり、仕…

PICTURE POWER

レンズがとらえた地球のひと・すがた・みらい

英会話特集 資産運用特集 グローバル人材を目指す Newsweek 日本版を読みながらグローバルトレンドを学ぶ
日本再発見 シーズン2
広告営業部員ほか求人情報
定期購読
期間限定、アップルNewsstandで30日間の無料トライアル実施中!
メールマガジン登録
CHALLENGING INNOVATOR
売り切れのないDigital版はこちら

MOOK

ニューズウィーク日本版別冊

絶賛発売中!

STORIES ARCHIVE

  • 2019年6月
  • 2019年5月
  • 2019年4月
  • 2019年3月
  • 2019年2月
  • 2019年1月