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英メイ首相、EU側に離脱最大2年先送りを要請へ

2019年3月20日(水)09時40分

英BBCニュースの政治担当エディターは同日遅く、ツイッターへの投稿で、メイ首相は20日に欧州連合(EU)のトゥスク大統領に書簡を送り、今月29日に設定されているEU離脱期日の延期を求める見通しだと報じた。ロンドンで18日撮影(2019年 ロイター/Toby Melville)

英BBC放送の政治担当エディターによると、メイ首相は今月29日に設定されている欧州連合(EU)の離脱期日を6月末まで延期し、離脱を最大2年間先送りする選択肢を求める書簡を19日中に送付する。

バーコウ下院議長は前日、議会が否決した離脱協定案と同じ案を再び採決にかけることはできないとの見解を表明。この日は首相報道官が、メイ首相は離脱の延期を要請する書簡をトゥスクEU大統領に19日か20日に送付すると明らかにしている。

BBCのローラ・クエンスバーグ氏はこの日の閣議を受け、「閣僚筋によると、メイ首相はEUに対し離脱期限の延期を要請する書簡をきょう送付する。離脱期日の6月30日までの延期を要請し、離脱を最大2年先送りする可能性についても要請する」とツイッターに投稿した。

[ロンドン 19日 ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

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