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ロシア疑惑

トランプ選対元幹部、ウィキリークス創設者アサンジと密会

2018年11月28日(水)11時04分

11月27日、英紙ガーディアンは、2016年の米大統領選でトランプ陣営元幹部だったマナフォート被告が、内部告発サイト「ウィキリークス」の創設者アサンジ氏と2016年3月に密会していたと報じた。写真はマナフォート被告。昨年10月にワシントンで撮影(2018年 ロイター/JAMES LAWLER DUGGAN)

27日付の英紙ガーディアンは、2016年の米大統領選でトランプ陣営元幹部だったマナフォート被告が、内部告発サイト「ウィキリークス」の創設者アサンジ氏と2016年3月に密会していたと報じた。

ウィキリークスは、16年の大統領選で民主党のクリントン候補に打撃を与えるため、ロシアのハッカーが不正入手したメールを16年に暴露している。ロシアの米大統領選介入疑惑を捜査するモラー特別検察官は、トランプ陣営がこの件を事前に把握していたかどうかに重大な関心を寄せている。

ガーディアン紙によると、マナフォート被告は、ロンドンのエクアドル大使館で、ウィキリークスがメールを暴露する数カ月前の16年3月にアサンジ氏と密会していた。また、2013年と15年を合わせて少なくとも3回にわたりアサンジ氏と面会していたという。

マナフォート被告はガーディアン紙の報道内容を否定している。

[ワシントン 27日 ロイター]


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