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韓国訪問の北朝鮮高官、植民地時代の強制労働巡り日本に賠償要求

2018年11月16日(金)19時27分

11月16日、北朝鮮の李種革(リ・ジョンヒョク)朝鮮アジア太平洋平和委員会副委員長(写真)は、日本に対し、植民地時代の強制労働を巡り「十分な賠償」の支払いを求めた。高陽で代表撮影(2018年 ロイターChung Sung-Jun/Pool via Reuters)

北朝鮮の李種革(リ・ジョンヒョク)朝鮮アジア太平洋平和委員会副委員長は16日、日本に対し、植民地時代の強制労働を巡り「十分な賠償」の支払いを求めた。

李氏が率いる北朝鮮の代表団が韓国を訪問。同氏は高陽での会合で、「人権を侵害した犯罪」があったとし、日本に「強制拉致を公表し」、戦後のドイツの例に倣って十分な補償を行うよう要求した。

韓国最高裁は先月、新日鉄住金が、植民地時代に強制労働させられた元徴用工の韓国人に賠償すべきだとの判断を示した。

李氏は、韓国最高裁で判断が示されたが日本は補償を行わない方針を示しているとし、日本による謝罪と十分な賠償を強く要求すると述べた。

[高陽(韓国) 16日 ロイター]


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