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どの抗生物質も効かない......「スーパーバグ」が世界に蔓延、豪科学者が警告

2018年9月20日(木)19時50分
松丸さとみ

もう1つは、重病患者を治療している集中治療室で強い抗生物質を多く使用するため、菌が耐性を持つようになる可能性だ。事実、集中治療室はこの変異種の感染がもっとも蔓延している場所だという。

研究チームの1人であるメルボルン大学のベン・ホーデン教授はドハティ研究所の発表文の中で、オーストラリアの一部の病院だけの問題ではなく、世界がもっと気をつけなければいけないと指摘。表皮ブドウ球菌が病院でどのように蔓延しているかやそこからどのような影響があるのかを理解し、抗生物質への耐性や表皮ブドウ球菌の感染について体系的に評価する国際的な監視システムが早急に必要だと述べている。

香港の英字日刊紙サウス・チャイナ・モーニングポストスは、世界保健機関(WHO)がこれまで長い間、抗生物質の使いすぎで薬に耐性を持つ新たなバクテリアを作り出す危険性があると警告していたと指摘している。



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