最新記事

交通

メルカリが自転車シェア参入 再配置協力などでユーザーにポイントも

2018年2月13日(火)17時15分

2月13日、フリーマーケットアプリを手掛けるメルカリ(東京都港区)は13日、シェア自転車サービスに参入すると発表した。写真は中国で自転車シェアリングサービスを手掛けるモバイクの自転車。深センで昨年8月撮影(2018年 ロイター/Stringer)

フリーマーケットアプリを手掛けるメルカリ(東京都港区)は13日、シェア自転車サービスに参入すると発表した。27日から福岡市でスタートする。シェア自転車サービスをめぐっては、NTTドコモ<9437.T>が先行しているほか、LINE<3938.T>も参入を表明しており、競争が激しくなりそうだ。

始めるのは「メルチャリ」。メルカリのグループ会社ソウゾウ(同)が手掛ける。地域の民間企業だけでなく、個人にも駐輪場スペースなどを提供してもらい、共同運営する。

短時間での利用も想定しており、料金は1分4円に設定した。博多・天神・ウォーターフロントのエリアを中心に、駐輪場50、自転車400台以上でスタート。夏ごろまでにエリアを拡大するとともに、2000台程度の自転車の投入を目指す。

メルカリの担当者は他社との違いについて「強みはお客様に参加していただくこと。お客様に自転車の再配置や故障の報告をしていただくことが一番の特徴」と話した。

メルカリは放置自転車の移動など活動に応じてポイントを付与する。

(志田義寧)

[東京 13日 ロイター]


120x28 Reuters.gif

Copyright (C) 2018トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

【お知らせ】ニューズウィーク日本版メルマガのご登録を!
気になる北朝鮮問題の動向から英国ロイヤルファミリーの話題まで、世界の動きを
ウイークデーの朝にお届けします。
ご登録(無料)はこちらから=>>

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

メキシコ中銀が0.25%利下げ、ペース鈍化 金利は

ワールド

米、相互関税の大統領令修正しさかのぼって払い戻すと

ワールド

トランプ大統領、関税を外交手段として利用=米財務長

ビジネス

イーライリリー株急落、経口肥満症薬の試験結果が期待
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:Newsweek Exclusive 昭和100年
特集:Newsweek Exclusive 昭和100年
2025年8月12日/2025年8月19日号(8/ 5発売)

現代日本に息づく戦争と復興と繁栄の時代を、ニューズウィークはこう伝えた

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    山道で鉢合わせ、超至近距離に3頭...ハイイログマの母子に遭遇したハイカーが見せた「完璧な対応」映像にネット騒然
  • 2
    デンマークの動物園、飼えなくなったペットの寄付を呼びかけ ライオンのエサに
  • 3
    デカすぎ...母親の骨盤を砕いて生まれてきた「超巨大ベビー」の姿にSNS震撼「ほぼ幼児では?」
  • 4
    こんな症状が出たら「メンタル赤信号」...心療内科医…
  • 5
    【クイズ】次のうち、「軍用機の保有数」で世界トッ…
  • 6
    経済制裁下でもロシア富豪はますます肥え太っていた…
  • 7
    バーボンの本場にウイスキー不況、トランプ関税がと…
  • 8
    職場のメンタル不調の9割を占める「適応障害」とは何…
  • 9
    イラッとすることを言われたとき、「本当に頭のいい…
  • 10
    【クイズ】1位は中国で圧倒的...世界で2番目に「超高…
  • 1
    「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベーション、医師が語る熟年世代のセルフケア
  • 2
    こんな症状が出たら「メンタル赤信号」...心療内科医が伝授、「働くための」心とカラダの守り方とは?
  • 3
    デカすぎ...母親の骨盤を砕いて生まれてきた「超巨大ベビー」の姿にSNS震撼「ほぼ幼児では?」
  • 4
    デンマークの動物園、飼えなくなったペットの寄付を…
  • 5
    山道で鉢合わせ、超至近距離に3頭...ハイイログマの…
  • 6
    12歳の娘の「初潮パーティー」を阻止した父親の投稿…
  • 7
    日本人の児童買春ツアーに外務省が異例の警告
  • 8
    メーガンとキャサリン、それぞれに向けていたエリザ…
  • 9
    こんなにも違った...「本物のスター・ウォーズ」をデ…
  • 10
    カムチャツカも東日本もスマトラ島沖も──史上最大級…
  • 1
    「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベーション、医師が語る熟年世代のセルフケア
  • 2
    こんな症状が出たら「メンタル赤信号」...心療内科医が伝授、「働くための」心とカラダの守り方とは?
  • 3
    その首輪に書かれていた「8文字」に、誰もが言葉を失った
  • 4
    デカすぎ...母親の骨盤を砕いて生まれてきた「超巨大…
  • 5
    デンマークの動物園、飼えなくなったペットの寄付を…
  • 6
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅…
  • 7
    頭はどこへ...? 子グマを襲った「あまりの不運」が…
  • 8
    山道で鉢合わせ、超至近距離に3頭...ハイイログマの…
  • 9
    12歳の娘の「初潮パーティー」を阻止した父親の投稿…
  • 10
    幸せホルモン「セロトニン」があなたを変える──4つの…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中