スペインのラホイ首相は12日、中央政府がカタルーニャ自治州政府の自治権を剥奪してから初めて同州のバルセロナに入り、正常な状態を取り戻すために来月の州議会選挙で独立反対派が勝利するよう投票を呼びかけた。

ラホイ首相は、12月21日に予定されている州議会選挙は経済を守り、企業がカタルーニャ州から移転することを防ぐと主張した。

首相は、独立反対派の国民党に対して、安定した新たな政治の時代を始めるために多くの人が投票することが必要だと主張。

「われわれはカタルーニャに正常を取り戻し、社会的な緊張を緩和し、経済への打撃を阻止する必要がある」と強調した。

独立を支持するERCとPDeCATは、州議会選への参加を表明しているが、統一候補などでは合意できていないため、独立派の過半数議席確保に影響が出るとみられる。

独立強硬派の左派「人民連合」(CUP)は12日、州議会選への参加を決定した。

エル・パイス紙の世論調査によると、カタルーニャの独立巡る混乱について、54%のスペイン人は中央政府の対応を評価。一方、この割合は、カタルーニャの人々の間では28%にとどまっている。

[バルセロナ 12日 ロイター]
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