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シリア内戦

シリア政府軍、アレッポ旧市街を反体制派から5年ぶりに奪還

2016年12月7日(水)18時19分

12月7日、在英の「シリア人権監視団」は、シリア政府軍が内戦の激戦地アレッポを掌握したと明らかにした。写真はアレッポ東部付近、5日撮影(2016年 ロイター/Abdalrhman Ismail)

 在英の「シリア人権監視団」は7日、シリア政府軍が内戦の激戦地アレッポを掌握したと明らかにした。

 シリア政府軍とその同盟軍は、6日にアレッポの旧市街への進攻を開始。反体制派が5年近く支配してきたアレッポ東部を奪還し、重要な勝利を目前にしている。

 「シリア人権監視団」によると、政府軍は6日から7日にかけて進攻し、激しい空爆や爆撃が続いた。反体制派は旧市街からの撤退を余儀なくされたという。

 トルコを拠点とする反体制派のある幹部はロイターに対し、政府軍は旧市街の一部を掌握したが、すべてではないと述べた。

[ベイルート 7日 ロイター]


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