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ヨルダンで銃撃戦、治安部隊が武装集団を制圧 民間人ら10人死亡

2016年12月19日(月)12時35分

12月18日、ヨルダン中部のカラクで、武装グループが警官に発砲した後、観光名所となっている市内の城に立てこもり、治安部隊と銃撃戦となった(2016年 ロイター/Muhammad Hamed)

 ヨルダン中部のカラクで18日、武装グループが警官に発砲した後、観光名所となっている市内の城に立てこもり、治安部隊と銃撃戦となった。治安部隊はその後、武装グループの4人を殺害し、制圧したと発表した。

 一連の襲撃で、これまでにカナダ人女性を含む民間人や警察など10人が死亡したとされる。他にも数十人が負傷し、病院に搬送された。

 警察は先に、武装グループの襲撃で城から出られなくなっていた観光客10人を救出したと明らかにしていた。

 ヨルダン当局は、武装グループの潜伏場所から大量の爆発物、武器、自爆用ベルトを押収したと発表した。

 メンバーの身元や特定の組織への所属の有無は不明。

[アンマン 18日 ロイター]


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