最新記事

南シナ海

台湾、南シナ海の太平島で今月末に救助訓練実施 蔡総統就任で初

2016年11月21日(月)18時29分

11月21日、台湾の海岸巡防署(海上保安庁に相当)は20日、南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島で台湾が実行支配している太平島(同イトゥアバ)周辺で今月末、救助訓練を行う計画だと明らかにした。写真は中国が人工島を建設しているとされる南シナ海の南沙諸島で、昨年5月代表撮影(2016年 ロイター)

 台湾の海岸巡防署(海上保安庁に相当)は20日、南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島で台湾が実行支配している太平島(同イトゥアバ)周辺で今月末、救助訓練を行う計画だと明らかにした。訓練には海軍も参加する見通しという。

 同署のウエブサイトに掲載された声明によると、訓練には遭難した船から人を救助する活動などが含まれる。詳細は今後発表される予定。

「海軍は現在、太平島周辺を定期的にパトロールしている。海軍が将来、同島周辺で行われる人道的な救助訓練で補助的な役割を果たす可能性を除外しない」と、声明で表明した。

 南シナ海では、中国とフィリピン、ベトナム、マレーシア、ブルネイが領有権を争っている。5月に蔡英文総統が就任して以来、台湾の同海域での演習は初めてとなる見通し。

 7月、仲裁裁判所は太平島が「島」ではなく「岩」だとして法的地位を認めなかった。

 海岸巡防署は2000年以降、同島の直接的な監視を行い、100人以上が常駐している。

[台北 21日 ロイター]


120x28 Reuters.gif

Copyright (C) 2016トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

現代自動車、中国販売倍増へ 北米で36車種投入計画

ビジネス

午前のドルは159円半ばで底堅い、上攻めの手掛かり

ワールド

米の対台湾武器売却、計画通り進展 国防部長が表明

ワールド

トランプ氏、5月14─15日に訪中 「歴史的な訪問
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:BTS再始動
特集:BTS再始動
2026年3月31日号(3/24発売)

3年9カ月の空白を経て完全体でカムバック。世界が注目する「BTS2.0」の幕開け

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    三笠宮彬子さまも出席...「銀河の夢か、現実逃避か」モナコ舞踏会に見る富と慈善
  • 2
    意外と「プリンス枠」が空いていて...山崎育三郎が「日本産ミュージカルの夢」に賭ける理由【独占インタビュー】
  • 3
    作者が「投げ出した」? 『チェンソーマン』の最終回に世界中から批判殺到【ネタバレ注意】
  • 4
    中国の公衆衛生レベルはアメリカ並み...「ほぼ国民皆…
  • 5
    「有事の金」が下がる逆説 イラン戦争で市場に何が…
  • 6
    デンマーク王妃「帰郷」に沸騰...豪州訪問で浮かび上…
  • 7
    まずサイバー軍が防空網をたたく
  • 8
    地上侵攻もありえる...イラン戦争が今後たどり得る「…
  • 9
    【クイズ】2年連続で「世界幸福度ランキング」で最下…
  • 10
    イランは空爆により核・ミサイル製造能力を「喪失」…
  • 1
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え時の装いが話題――「ファッション外交」に注目
  • 2
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公開...母としての素顔に反響
  • 3
    【銘柄】「三菱商事」の株価に高まる期待...ホルムズ海峡封鎖と資源価格高騰が業績を押し上げ
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    「マツダ・日産・スバル」が大ピンチ?...オーストラ…
  • 6
    韓国製ミサイル天弓-II、イラン戦争で96%迎撃の衝撃 …
  • 7
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する…
  • 8
    レストラン店内で配膳ロボットが「制御不能」に...店…
  • 9
    三笠宮彬子さまも出席...「銀河の夢か、現実逃避か」…
  • 10
    第6回大会を終えて曲がり角に来たWBC
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 6
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 7
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 8
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 9
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 10
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中