米資産運用会社のパインブリッジ・インベストメンツは、経済が不況ではない状態で金利引き下げサイクルが始まると予測しており、これがレバレッジド・ファイナンスなどの債券資産のパフォーマンスをサポートするとの見方を示した。

19日に公表したリポートで、トランプ氏の大統領選勝利を受け成長促進政策が進み、リスク資産が支援される一方、貿易政策の制限が米国外に逆風をもたらす可能性があると指摘した。

財政刺激策によるインフレ圧力は米連邦準備理事会(FRB)の緩和姿勢を弱め、イールドカーブは高止まりする見通し。対照的に弱い欧州経済は欧州中央銀行(ECB)による利下げを促し、ドル高につながる可能性があると説明した。

ただ、記録的にタイトな企業信用スプレッドに反映されたバリュエーションはポジティブなファンダメンタルズを相殺し、「中道(centrist)」でバランスの取れたポートフォリオが推奨されるとしている。

米国債券全般について強気だが、市場の不確実性や米国の予算問題、貿易関税、地政学的リスクを踏まえ、選別的な投資を行っている。投資家に対して、AA格のローン担保証券(CLO)など、利回りを犠牲にすることなくドライパウダーを生み出す機会を追求するよう提案している。

人口減の自治体を救う「小さな浄水場」──誰もが常に安心な水にアクセスできる社会の実現へ
人口減の自治体を救う「小さな浄水場」──誰もが常に安心な水にアクセスできる社会の実現へ
PR



[ロイター]
トムソンロイター・ジャパン
Copyright (C) 2024トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます
ニューズウィーク日本版 台湾有事の新シナリオ
2026年4月21号(4月14日発売)は「台湾有事の新シナリオ」特集。

米・イラン戦争で変わる地域紛争の「大前提」/石油危機を恐れるべき理由

※バックナンバーが読み放題となる 定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます