最新記事

クレーム

テスラ、中国の消費者に謝罪 モーターショー「ブース乗り込み抗議」受け

2021年4月22日(木)09時28分

米電気自動車大手テスラは21日、テスラ車所有者からの苦情に適時適切に対応しなかったとして中国の消費者に謝罪し、中国でのサービス業務の見直しに着手すると発表した。写真は20日、上海で撮影(2021年 ロイター/Aly Song/File Photo)

米電気自動車(EV)大手テスラは21日、テスラ車所有者からの苦情に適時適切に対応しなかったとして中国の消費者に謝罪し、中国でのサービス業務の見直しに着手すると発表した。

今回の謝罪は19日に開幕した世界最大級の自動車展示会「上海国際モーターショー」での抗議に対応したもの。モーターショーでは「ブレーキが効かない」と書かれたTシャツを着た女性がブレーキの誤作動に対するテスラの対応に抗議するためにテスラのブースに乗り込み、その動画がソーシャルメディアを通じて拡散された。

テスラによると、この女性は今年初めに衝突事故を起こしたテスラ車の所有者で、テスラは事故の原因を「スピード違反」とし、女性と車両の返却について交渉していたが、第三者による検査を巡り交渉が止まっていたという。

抗議動画が拡散されたことを受け、中国の規制当局などからの圧力が高まり、テスラが謝罪を余儀なくされる形となった。

中国の市場規制当局は21日、テスラに対し、国内での品質確保を要請。中国国営通信社の新華社はテスラの謝罪について「誠意がない」と非難した。

テスラはコメントを控えたが、声明の中で、ブレーキ事故に関するデータを規制当局に提出するとした。

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2021トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます


【話題の記事】
・オーストラリアの島を買って住民の立ち入りを禁じた中国企業に怨嗟の声
・反日デモへつながった尖閣沖事件から10年 「特攻漁船」船長の意外すぎる末路



関連ワード

ニュース速報

ワールド

中国の無人探査機、火星への着陸に成功=新華社

ビジネス

セブン&アイの米コンビニ買収「違法の恐れ」、規制当

ワールド

台湾、コロナ警戒水準を引き上げ 感染者180人に急

ビジネス

アングル:米零細マスクメーカー、「在庫の山」抱え存

MAGAZINE

特集:新章の日米同盟

2021年5月18日号(5/11発売)

台頭する中国の陰で「同盟国の長」となる日本に課せられた新たな重い責務

人気ランキング

  • 1

    脱・脱日本依存? 韓国自治体が日本の半導体材料メーカー誘致に舵を切っている

  • 2

    捕獲のプロが巨大ニシキヘビに遭遇した意外な現場...「対処法知って」(オーストラリア)

  • 3

    ホテルで24時間監視、食事はカップ麺の「おもてなし」 欧州選手団がマジギレの東京五輪プレ大会

  • 4

    【動画】ゲームにあらず、降り注ぐロケット弾を正確…

  • 5

    ヘンリー王子は「洗脳されている」「王室はもう彼を…

  • 6

    9歳の少年が落雷で死亡...臓器提供で3人の命を救い、…

  • 7

    日本経済、低迷の元凶は日本人の意地悪さか 大阪大…

  • 8

    マスクはつけず手は洗いまくったイギリス人

  • 9

    メーガン妃を誕生日写真から「外した」チャールズ皇…

  • 10

    半月形の頭部を持つヘビ? 切断しても再生し、両方…

  • 1

    脱・脱日本依存? 韓国自治体が日本の半導体材料メーカー誘致に舵を切っている

  • 2

    メーガン妃を誕生日写真から「外した」チャールズ皇太子に賛否...「彼女に失礼」「ごく普通」

  • 3

    パイプライン攻撃のダークサイド、「次は標的を選ぶ」と謝罪

  • 4

    ホテルで24時間監視、食事はカップ麺の「おもてなし」…

  • 5

    日本経済、低迷の元凶は日本人の意地悪さか 大阪大…

  • 6

    捕獲のプロが巨大ニシキヘビに遭遇した意外な現場...…

  • 7

    ノーマスクの野外パーティー鎮圧 放水銃で吹き飛ば…

  • 8

    【動画】ゲームにあらず、降り注ぐロケット弾を正確…

  • 9

    金正恩が指揮者を公開処刑、銃弾90発──韓国紙報道

  • 10

    オーストラリアで囁かれ始めた対中好戦論

  • 1

    メーガン・マークル、今度は「抱っこの仕方」に総ツッコミ 「赤ちゃん大丈夫?」「あり得ない」

  • 2

    「お金が貯まらない家庭の玄関先でよく見かける」1億円貯まる人は置かない『あるもの』とは

  • 3

    オーストラリアで囁かれ始めた対中好戦論

  • 4

    脱・脱日本依存? 韓国自治体が日本の半導体材料メ…

  • 5

    親日家女性の痛ましすぎる死──「日本は安全な国だと…

  • 6

    メーガン妃を誕生日写真から「外した」チャールズ皇…

  • 7

    ヘンリー王子、イギリス帰国で心境に変化...メーガン…

  • 8

    韓国、学生は原発処理水放出に断髪で抗議、専門機関…

  • 9

    パイプライン攻撃のダークサイド、「次は標的を選ぶ…

  • 10

    ビットコインバブルは2021年ほぼ間違いなく崩壊する

PICTURE POWER

レンズがとらえた地球のひと・すがた・みらい

投資特集 2021年に始める資産形成 英会話特集 Newsweek 日本版を読みながらグローバルトレンドを学ぶ
日本再発見 シーズン2
CCCメディアハウス求人情報
定期購読
期間限定、アップルNewsstandで30日間の無料トライアル実施中!
Wonderful Story
メンバーシップ登録
CHALLENGING INNOVATOR
売り切れのないDigital版はこちら
World Voice

MOOK

ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中

STORIES ARCHIVE

  • 2021年5月
  • 2021年4月
  • 2021年3月
  • 2021年2月
  • 2021年1月
  • 2020年12月