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航空機デルタ航空、コロナ感染広がる韓国発着便を減便 米LCCジェットブルーは変更料無料に
米デルタ航空は、韓国発着便を一時的に減便すると発表した。写真はデルタのロゴ。メキシコシティで2016年8月撮影(2020年 ロイター/Ginnette Riquelme)
米デルタ航空は26日、韓国発着便を一時的に減便すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて需要が低迷していることが背景。
今月29日から4月30日までミネアポリス・セントポール国際空港とソウル・仁川国際空港を結ぶ便を運休するほか、ソウルとアトランタ、デトロイト、シアトルを結ぶ便についても4月30日まで週5便に減便する。米国発・韓国着の主要路線は週28便から15便に減便される。
3月29日に就航予定だったソウル・仁川国際空港発─マニラ行きの便の運航開始も5月1日に延期する。
ハワイアン航空も26日、ホノルルとソウル・仁川国際空港を結ぶ便を3月2日から4月30日まで運休すると発表した。現在は週5便運航している。
米格安航空会社ジェットブルーは、搭乗日が6月1日までの新規のチケット予約について、今月27日から3月11日まで、変更手数料とキャンセル料を無料にする方針を示した。新型ウイルスに対する懸念を踏まえた措置という。
韓国疾病予防管理局(KCDC)は26日、新型コロナウイルスの国内の感染者が284人増え、1261人になったと発表した。
米航空会社は中国行きの全便を4月下旬まで運休している。
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